日本国内の少子高齢化に伴う労働人口の減少により、外国人労働者のニーズが高まるとともに、「日本語教師」という職業に注目が集まっています。
日本語教師は単に「言語」を教えるだけではなく、日本の文化や商習慣等も伝える「日本と外国人の架け橋」になる職業です。
しかし、日本語教師の転職市場は非常に閉じられた傾向があり、一般的な求人サイトに情報が掲載されないことも多いようです。
本記事では、そんな日本語教師の転職を支援する「日本語教師キャリア」について、運営会社の代表を務める須藤宏治さんへのインタビューを交えてサービス内容を解説していきます。
登録して求人情報を受け取る
日本語教師キャリアとは
日本語教師キャリアは「日本語教師」に特化した転職支援サービスです。
国内外の日本語教師求人の取り扱いを行っており、登録すれば非公開求人を確認することも可能です。
日本語教師キャリアを運営するReboot Japan株式会社は「日本語教師キャリア マガジン」も運営しており、日本語教師の就職・転職活動について情報発信を行っています。
会社名 | Reboot Japan株式会社 |
設立年月日 | 2018年 |
代表取締役 | 須藤宏治 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂8丁目4-14 青山タワープレイス 8階 Fabbit青山 |
許可番号 | 13-ユ-311506 |
日本語教師キャリアとは
日本語教師キャリアはその名の通り「日本語教師に特化」した転職支援サービスです。
サイト内では国内外の公開求人を確認することが可能な他、会員登録すれば非公開求人の紹介を受けることも可能です。
日本語教師キャリアのサービス内容
意外と難しいといわれる日本語教師の就職活動ですが、日本語教師キャリアではどのようなサポートを受けられるのでしょうか?
Reboot Japan株式会社代表取締役の須藤宏治さんにお話をお伺いいたしました。
求職者は日本語教師キャリアでどんなサービスを受けられるのでしょうか?
弊社では、求職者様に対して主に下記3点のサービスを提供しております。
- 求人情報のご案内
- 学校様との仲介
- 研修のご案内
弊社では、7,500名以上にご登録いただいている求人サイト「日本語教師キャリア」を運営しており、登録いただいた方には非公開求人も含めた求人情報、採用説明会のご案内など就職・転職に役立つ情報を配信しております。
なるほど!
求人情報だけではなく採用説明会の情報などが届くのはありがたいですね。
非公開求人を送ってもらえる点も、これから就職活動をする人にとっては大きなメリットですね。
また、日本語教師を探している学校様との仲介も行っています。
弊社が配信する求人情報にご応募いただいた方と、日本語教師を探している学校様とのマッチングをお手伝いいたします。
その際、日本語教育業界に精通したキャリアアドバイザーが担当いたします。
日本語業界に詳しいキャリアアドバイザーの方がついてくれるのは非常にありがたいポイントですね!
求人情報のみでなく、日本語教師としてスキルアップを図りたい方のための研修情報などの配信も行っております。
就職後はひたすら教育現場で実践のイメージでしたが、日本語教師キャリアさんでは研修情報も届けているのですね。
就職後もしっかりスキルアップしたい人には、特におすすめの転職エージェントですね。
日本語教師キャリアは非公開求人を含めた求人情報をもとに、就職・転職活動をしている人をサポートしてくれるサービスです。
また、単に就職を支援するだけではなく、研修情報等スキルアップに役立つ情報の配信も行っています。
そのため、「情報をしっかり集めて転職活動をしたい」「日本語教師になった後も自己研鑽をしたい」と考えている人は登録を検討するとよいでしょう。
日本語教師キャリアの就職サポートの流れ
日本語教師キャリアを利用して転職活動を行う際の流れを教えてください。
初めに、弊社が運営している求人サイトにご登録ください。
週に数回、新しい求人情報をメールにてお送りします。気になる求人がございましたら、お気軽にご応募ください。
応募された方には、担当者から個別でメールをさせていただき、カウンセリングを実施させていただきます。 また、今すぐにでも転職したい、という方は、ラインでの相談も承っております。
日本語業界に詳しい方のカウンセリングを受けることが出来るのですね!
ちなみに、日本語教師キャリアさんの転職サポートサービス利用の際、料金は発生しますか?
日本語教師キャリアの利用にあたって、料金は一切発生いたしません。
安心してご相談ください。
日本語教師キャリアに登録すれば、求人情報を受け取れるだけではなく、応募しすれば業界に強いキャリアアドバイザーのカウンセリングを受けることが出来ます。
転職希望者の利用は完全に無料のため、安心して利用することが出来ます。
非公開求人を紹介してもらえる
日本語教師キャリアさんで紹介してもらえる「非公開求人」はどのようなものがありますか?
以下に非公開求人の一例を記載いたします。
非公開求人の一例
- 日本語学校の校長職:年収600~700万円
- 人材会社がインドネシアで新規設立する日本語学校の責任者:年収400万円 ~ 690万円
- オンライン日本語スクールの立ち上げ責任者:年収交渉可能
- 新規設立予定の日本語学校の教務主任職:年収420万円~500万円
上記はあくまで非公開求人の一例です。
ご紹介可能な求人はご相談いただいたタイミングで変わりますので、気になる方は是非ご登録ください。
様々な事情で求人サイトや自社の採用ページには掲載されない採用枠は、一部の転職エージェントを通して「非公開求人」として募集されるケースが多々あります。
日本語教師キャリアでは「日本語教師特化」という強みを活かし、様々な非公開求人を保有している点が転職活動者にとってメリットといえるでしょう。
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日本語教師の転職活動における注意点
日本語教師業界で転職活動を行う人の中には「養成講座を修了したばかり」「実際の現場は未経験」という人もいるでしょう。
ここでは、日本語教師初心者の人が注意すべき点についてお伺いしました。
日本語教師初心者が就職活動する際、どのような点に注意するべきでしょうか?
初めに、どの業界・職種でも同じことですが、どのようなキャリアを進みたいのか、目標を明確にしておくことが重要です。これは、学校選択や職種選びにも大きく関わってきます。
例えば、将来的に日本語学校で教務主任の担当を希望する場合、できるだけ正社員登用の可能性のある日本語学校での教務経験を積むことをお勧めします。一方で、大学等で教鞭を取られたい場合、非常勤であっても大学留学生別科など、大学・専門学校での教授経験を積むことがおすすめな場合もあります。
また、研修制度の有無や、業務量の負担に留意して求人を見ることも重要です。業務範囲やICT活用の程度は学校の経営方針によって様々です。学校運営に関わる教務以外の事務に携わることができる学校や、ICTを活用して教務のみに専念する学校など、個々のニーズや適性にあった就職先選びに欠かせません。
なるほど!
「将来的にどのようなキャリアを築きたいか」で就職を目指すべき求人の種類が大きく変わっていくのですね。
「日本語教師」という大きなくくりではなく、「どんな日本語教師になりたいか」「どんな環境で働きたいのか」をしっかりと考えて転職活動を行うことが重要になりますね。
日本語教師のキャリアは、目指すべき目標によって就職すべき職場が大きく変わります。
「近所の求人だから」「お給料が高かったから」等の求人条件面だけではなく、自身の目標にどのようにつなげていくのか?をイメージしたうえで就職先を検討していきましょう。
未経験者でも日本語教師として就職出来るのか?
未経験の人でも日本語教師として就職することは出来ますか?
可能です。
現在、社会情勢における日本語教師の需要増大や、業界内の若手人材育成の追い風によって、新卒や未経験の方でも研修制度を整えて迎え入れようという学校が増えております。
なるほど。日本語教師業界での就職は未経験者にとって追い風が吹いている状況なのですね!
その通りです。
また、学校法人での教育経験がある方、学校経営に関わる事務もお手伝いいただける方など、社会人経験がすでにある方のセカンドキャリアのニーズも高いです。
多様な学習者を支える業界だからこそ、多様な人材が求められています。
様々な方からのご応募、お待ちしております。
国内の労働力不足に伴う外国人労働者のニーズ拡大によって、日本語教師の需要も非常に高い状況です。
そのため、未経験でも受け入れてしっかり育てていこうt考えている学校が増えているようです。
日本語学校によって初心者の受け入れ体制は様々なので、気になる人は日本語教師キャリアに登録してキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
海外の日本語学校希望の場合
海外の日本語学校に就職を希望する場合、どのような準備が必要でしょうか?
海外の日本語学校で働きたい場合、主に下記の準備が必要となります。
- 日本語教師としての資格・教歴
- 在留資格やビザ
- 生活や就業に必要な現地語能力
- 在留資格やビザ
- 生活・就業に必要な現地語能力
海外の日本語学校や高等教育機関において、正式に求められる日本語教師の資格はありませんが、実際には教育経験や資格の取得状況を鑑みての採用になる場合が多いです。
また就業にあたり現地での在留資格が必須であるため、すでに現地に住んでいて、在留資格を持っている人のほうが採用されやすい傾向にあります。
一方で、海外の大学と提携していたり、海外に校舎を持つ日本語学校の養成講座を修了するなど、入り口の日本語学校によっては海外の就職先を紹介してもらえるチャンスも高くなります。
これから日本語教師の養成講座に通うことを検討されている方は、内部就職が可能で、海外との連携がある日本語学校の養成講座を受講することも視野に入れてみるといいかもしれません。
日本語教師を目指す人の中には「海外の日本語学校で働きたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。
国内の日本語学校に就職する場合と違い、現地語のスキルやビザ等、求められることが多いといえるでしょう。また、教育経験や資格取得状況も採用可否に関係してくるため、国内の日本語学校で経験を積んだうえで海外に出る選択肢も検討するとよいでしょう。
また、「海外に日本語学校へ就職」が明確な目標となっている人は、現地との連携がある日本語教師養成講座を受講するのがオススメです。
日本語教師を目指す方へメッセージ
最後に、日本語教師として転職活動を行う人へメッセージをお願いいたします。
弊社は、「すべての人が自分に合った生き方を 世界中の選択肢から選べる未来を」というビジョンのもと、事業を展開しております。
日本語教師としてこれからキャリアをスタートさせる方、さらなるキャリアアップを図りたい方、日本語教師としての道を歩むか悩まれている方、日本語教育に従事するすべての方が、よりよい未来を選択するお手伝いをさせていただければと思います。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
日本語教師を目指す方や、キャリアアップのために転職を行う方は、是非日本語教師キャリアさんへご相談ください。
取材のご協力、ありがとうございました!
日本語教師キャリアの特徴まとめ
日本語教師キャリアは7500名以上の人が登録する「日本語教師」に特化している転職支援サービスです。
日本語教師業界特化で事業を展開しており、担当するキャリアアドバイザーも日本語教育業界に精通した者が担当しているため、個々のこれまでの教歴や今後のキャリアアップを見据えた求人を紹介してもらえます。
日本語教師として就職を目指す人や、キャリアアップのために転職を検討している人は是非登録の上で相談してみるとよいでしょう。
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