近年、外国人労働者の増加に伴い需要が上がり続けている「日本語教師」ですが、実は一定の条件を満たせば年齢や経験を問わず挑戦することが出来る職業です。そのため、若手から50代・60代まで年齢を問わず活躍しています。
日本語学校(認定日本語教育機関)で働くためには、国家資格である「登録日本語教員」の取得が必須(※)です。
※国家資格制度の開始に伴い経過措置期間有り
しかし、その資格を得るために受講する日本語教師養成講座は420時間にわたる長期間のカリキュラムで、受講料も高額になるため、「どのスクールを選べばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
本記事では、日本語教師養成講座を選ぶ際にチェックすべきポイントと、特におすすめのスクールを日本語教師養成講座比較表を使ってご紹介します。
日本語教師と相性の良い「キャリアコンサルタント資格」についてはコチラ
日本語教師養成講座とは?
日本語教師養成講座とは、その名の通り日本語教師に求められるスキルや知識を身につけるための講座で、これから日本語学校(認定日本語教育機関)で働く人を目指す人が受講すべきものです。
2024年4月1日に施行された「日本語教育機関認定法」により、認定日本語教育機関で教師として働くためには、国家資格である「登録日本語教員」の取得が必要となりました。
※経過措置期間有り
現職の日本語教師以外が「登録日本語教員」の資格を取得するには、「日本語教員試験に合格(基礎試験+応用試験)」に合格し、その後「実践研修」を修了する必要があります。
これから日本語教師を目指す場合、登録日本語教員の資格を取得するためのルートは以下の4つです。
登録日本語教員の資格取得ルート
| 資格取得ルート (現職者以外向け) | 養成機関Aルート おすすめ! | 養成機関Bルート | 経過措置Cルート | 試験ルート |
| 講座の条件 | ・登録日本語教員養成機関 ・登録実践研修機関 上記どちらも登録を受けた日本語教師養成講座 | 登録日本語教員養成機関のみ登録を受けた日本語教師養成講座 | 必須の教育内容50項目に対応した日本語教員養成講座のスクール (旧制度に対応した日本語教師養成講座) | 講座の受講不要 |
| 必要な学歴 | 学歴不要 | 学歴不要 | 学士(大卒)以上の学位 | 学歴不要 |
| 基礎試験 | 免除 | 免除 | 免除 | 受験必須 |
| 応用試験 | 受験必須 | 受験必須 | 受験必須 | 受験必須 |
| 実践研修 | 免除 養成講座の課程で実施 | 登録実践研修機関で 実践研修を受講 | 免除 | 受験必須 |
※経過措置Cルートは2033年までの措置期間のみ可能
上表を見ると分かるように、「試験ルート」なら日本語教師養成講座を受講しなくても、登録日本語教員を目指すことは可能です。
しかし、試験ルートでは「基礎試験」と「実践研修」の免除が受けられないうえ、体系的に日本語教育のスキルを学ぶ機会が少ないというデメリットがあります。
実際、2024年の日本語教員試験では、基礎試験免除者の合格率が61.0%だったのに対し、試験ルートで受験した人の合格率はわずか8.7%と極めて低く、独学で合格を目指す難しさが数字にも表れています。
したがって、これから日本語教師を目指す人は、国家資格化に伴って正式に登録を受けたスクールである「養成機関ルート」の日本語教師養成講座を受講するのが最もおすすめです。
日本語教師養成講座の選び方
日本語教師養成講座の受講料相場は60~70万円程度となっており、決して安くはありません。
また、受講に半年~1年以上の時間をかけて学ぶ講座のため、「どこのスクールで学ぶのか」は非常に重要です。
日本語教師養成講座を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
上記のとおり、日本語教師養成講座を選ぶ際は、受講料だけでなく、国家試験の合格率や就職実績なども事前に確認しておくことが大切です。
また、養成講座では基本的に「通学が必須」となるため、通学先となる校舎の場所もしっかり把握しておきましょう。
本記事の日本語教師養成講座比較表では、おすすめスクールの特徴を一覧で比較できるようにまとめていますので、講座選びの参考にぜひご活用ください。
国家資格の取得ができる講座を選ぶ
日本語教師養成講座を選ぶ際は、国家資格である「登録日本語教員」を取得可能な以下のいずれかのスクールを選ぶ必要があります。
国家資格の取得ができる日本語教師養成講座
※経過措置期間中(2033年3月31日まで)のみ資格取得可能
上記の中でも、新設の国家資格制度に対応した「登録日本語教員養成機関」を選ぶのがおすすめです。
また、実践研修機関としての登録も併せて受けている養成講座(登録日本語教員養成機関)を選ぶことで、基礎試験だけではなく実践研修の実質的な免除も受けられる養成機関Aルートで受験することが可能です。
※詳細は本記事の登録日本語教員の資格取得ルートを参照
そのため、よりスムーズに国家資格取得を目指したい人は、本記事の日本語教師養成講座比較表で「養成機関Aルート」に対応しているスクールを選ぶといいでしょう。

日本語教員試験対策講座等の「民間事業者が独自に実施する講座」を修了しても、基礎試験や実践研修は免除されないため(※)、注意しておきましょう。
※登録日本語教員の資格取得ルートの「試験ルート」となります。
受講費用だけではなく利用可能な給付金を確認
日本語教師養成講座の受講料はいずれのスクールを選んでも非常に高額です。
ですが、スクールや講座によっては各種給付金を利用できる場合があり、上手に活用すれば自己負担額を大幅に抑えることも可能です。
日本語教師養成講座で利用できる主な給付金・助成金は、以下のとおりです。
日本語教師養成講座で使える主な給付金・助成金
- リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
- 受講費用の最大70%(上限56万円)が支給
- 特定一般教育訓練給付金
- 受講費用の最大50%(上限25万円)が支給
- 一般教育訓練給付金
- 一般教育訓練給付金:受講費用の最大20%(上限10万円)が支給
※スクールごとに利用可否が異なります。
参照:経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」
参照:厚生労働省「教育訓練給付金」
本記事で紹介している日本語教師養成講座は、上記のいずれかの給付金を利用できるスクールを中心に厳選しています。
少しでも安価に受講したい人は、日本語教師養成講座比較表で給付金・助成金の利用可否を確認したうえで、無料の説明会・相談会を通して、支給要件の詳細や具体的な利用の流れを確認しておきましょう。
日本語教員試験の合格率で選ぶ
日本語教師養成講座を選ぶ際は、国家試験の合格率実績をで選ぶのもおすすめです。
2024年に実施された日本語教員試験の合格率は以下の通りです。
| 受験者の属性 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 基礎試験+応用試験の受験者 | 3,947人 | 366人 | 9.3% |
| 基礎試験の免除者 | 7,750人 | 4,727人 | 61.0% |
| 合計 | 11,697人 | 5,093人 | 43.5% |
日本語教師養成講座を受講すると基礎試験が免除されるため、上表の「平均合格率61.0%」を上回る実績を持つスクールを選べば、より試験に合格できる可能性が高まります。
本記事で紹介しているスクールの中でも、社会人向け大手スクールのヒューマンアカデミーは2024年度の合格率91.8%というずば抜けた実績を誇り、特におすすめできる講座のひとつです。

ただし、登録日本語教員の試験はまだ実施回数が少なく、あくまで参考程度に捉えておきましょう。
>日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の難易度・合格率を解説
講座修了後の就職実績で選ぶ
国家資格取得後に日本語学校へ就職を検討している場合は、「就職実績」を重視して養成講座を選ぶのがおすすめです。
日本語教師養成講座では、スクールごとに独自の就職支援が用意されていますが、その内容や質には大きな差があります。
※スクールごとに異なります。
このように、養成講座ごとに就職・転職サポートの質には大きなばらつきがあり、その違いが結果として「就職実績」にも表れることが多々あります。
そのため、日本語学校への就職を前提に登録日本語教員を目指す場合は、修了生の就職実績を必ず確認しておきましょう。

また、スクールによっては海外の提携校の求人を紹介してもらえるケースもあります。
海外への就職を重視する場合は特に、「どのようなサポートを受けられるのか」を事前に細かくチェックしておくことが大切です。
日本語教師養成講座のおすすめ一覧比較表
「どこの養成講座がいいのかな?」と迷っている方のために、教育訓練給付金の対象となっている学校の中から、主要なスクールを各ポイントごとに比較した表を作成しましたので、ご覧ください。
| スクール名 | 合格率 (2024年) | 資格取得ルート | 受講料 | 就職実績 | 教育訓練の利用可否 | リスキリングによる キャリアアップ支援事業 |
ヒューマンアカデミーおすすめ! | 91.8% | 養成機関Aルート | 632,500円 ※別途入学金必要 | 521名 ※未経験からの採用決定者数 (2023年4月~2024年9月末) | 特定一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象 |
KEC日本語学院おすすめ! | 不明 | 経過措置Cルート | 420時間コース: 566,830円 通信・420時間コース:566,830円 | 324名 (2024年) | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象 |
TCJ日本語教師養成講座おすすめ! | 75.6% | 養成機関Aルート | 登録日本語教員養成コース(通学):646,000円 登録日本語教員養成コース(eラーニング):646,000円 | 不明 | 特定一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| 資格の大原 | 不明 | 経過措置Cルート | 489,000円 (420時間総合コース 理論編Web) | 不明 | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| アークアカデミー | 不明 | 養成機関Aルート | 日本語教員養成コース+実践研修コース:638,190円 | 不明 | 特定一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| 京進ランゲージアカデミー | 不明 | 経過措置Cルート | 420時間総合コース:595,000円 (授業料・入学金・教材費込) | 就職率92.9% ※2017年~2022年6月末実績 | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| 千駄ヶ谷日本語教育研究所 | 不明 | 養成機関Aルート | 通学コース:690,800円 eラーニング+通学コース:622,000円 | 不明 | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象 |
| アルファ国際学院 | 不明 | 養成機関Aルート | 登録日本語教員420時間理論通信講座:742,420円 | 不明 | 特定一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| カナン東京 | 不明 | 経過措置Cルート | 593,000円 | 不明 | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
| 三幸日本語教師養成カレッジ | 不明 | 現在は募集終了 | 現在は募集終了 | 不明 | 一般教育訓練 給付金対象講座有り | 対象外 |
※受講料は税込み表記
※教育訓練給付金の対象講座は要問合せ(受講コースによっては対象外の場合もあるため注意)
上表を見ると、受講料は概ね約60万円~70万円となっており、かなり高額の講座であることが分かります。
また、就職率や国家試験の合格率をHPで公開していないスクールも多いですが、養成講座終了後に就職を考えている方は、合格率・就職率数の実績が高い「ヒューマンアカデミー」がおすすめといえます。
ヒューマンアカデミーは国内外を問わず就職実績が豊富なだけではなく、国家試験の合格率も91.8%と非常に高くなっており、本気で日本語教師を目指している方にはイチオシとなっています。ヒューマンアカデミーであれば、全国各地(23都道府県!)に学校を持っているので、通学派の方にも安心です。
また、KEC日本語学院とTCJ日本語教師養成講座も、就職実績や試験合格率の点で優れており、ヒューマンアカデミーに次いでおすすめできるスクールです。
KEC日本語学院は東京と関西、TCJ日本語学校の校舎は東京と大阪のみとなっているのが難点のひとつですが、どちらも就職率・検定合格率が高いスクールのため、東京・関西周辺に住んでいる方にはぜひオススメしたい養成講座です。
日本語教師になりたいと考えている方は、他のスクールと比較する基準つくるためにも、まずはヒューマンアカデミーとKEC日本語学院、もしくはTCJ日本語教師養成講座の説明会に参加するのがおすすめです。(体験セミナーやイベント随時開催中!)
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ヒューマンアカデミー

| 運営会社 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 養成機関Aルート・日本語教員養成機関の登録番号:C0241310 ・実践研修機関の登録番号:B0241308 |
| 日本語教員試験の合格率 | 91.8%(※1) |
| 就職実績 | 521名(※2) (2023年4月~2024年9月末の期間) |
| 受講料 | 632,500円 ※別途入学金必要 |
| 対象の教育訓練給付金 | 特定一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象事業者 |
※2:国内・海外の日本語教育に関する就職の実績
ヒューマンアカデミーは私が最もおすすめする日本語教師養成講座です。ヒューマンアカデミーは様々な資格取得が可能な社会人スクールの大手企業のため、質の高い教育ノウハウを持っています。
結果的に、就職率や検定合格率も高くなっており、イチオシのスクールです。
また、日本語教師養成講座としても最大規模のスクールで、修了生の累計人数は15万人以上にのぼります(1997年10月~2025年3月実績)。
全国各地の主要都市に校舎を持っているため、地方在住の方でも安心して受講することが出来ます。
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日本語教師としての就職実績が豊富
ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座は、独自の就職・転職サポートが充実しており、国内・海外を問わず豊富な就職実績を持っている点が大きな特徴です。
実際、2023年4月〜2024年9月の期間に、未経験から日本語教育関連の仕事へ就職が決まった人数は「521名」にのぼります。
これだけの就職実績があるスクールのため、就職を前提に資格取得を目指す人に特におすすめのスクールです。
※参照:ヒューマンアカデミーHP
※2019年度の就職率は96.3%
日本語教育業界に詳しいキャリアコンサルタントが就職をサポート!
受講生なら誰でも利用が可能な就職サポート制度があり、キャリアコンサルタント(国家資格保持者)による就職支援を受けることが出来ます。
日本語教師としての就職は国内・国外の日本語学校だけでなく在留資格を持った外国人への研修・教育等、活躍のフィールドが広がっています。
日々変化の激しい日本語教育業界の就職活動においても、プロのアドバイザーに相談できるため安心です。
充実した海外ネットワーク!
ヒューマンアカデミーは海外教育事業やゲーム・アニメ等の専門教育事業を世界で展開しており、そのため、ベトナムやタイの校舎では、養成講座の修了生が日本語教師として多く赴任しています。
海外ネットワークが充実しているため情報も取得しやすく、修了生の約4割が海外で活躍しています。(実績52か国)
登録日本語教員の合格率が全国平均の約1.5倍!
国家資格である登録日本語教員の試験において、ヒューマンアカデミー受講生の合格率は91.8%と全国平均の61.0%を大きく上回る実績(約1.5倍)を誇っています(※)。
※2024年の日本語教員試験の実績
※691名中、635名が合格
※経過措置Cルート受験(2024年は「養成機関ルート」の受験が実質存在しなかったため)
また、全国の合格者のうち「6人に1人がヒューマンアカデミーの受講生」という結果になりました(全国合格者数3,365名中、635名がヒューマン受講生)。
国家資格制度の新設に伴い、認定日本語教育機関で必須となった「登録日本語教員」は、今後ますますニーズが高まっていくことが予想されます。
そのため、「より確実に合格を目指したい」と考えている方にとって、ヒューマンアカデミーは特におすすめできる日本語教師養成講座といえるでしょう。
ヒューマンアカデミーの国家試験合格率が高い理由
ヒューマンアカデミーの国家試験合格率が高い理由として、試験対策が充実していることが挙げられます。
通信講座における試験対策だけではなく、様々な試験対策セミナーなどがあるため、独学では合格が難しい方でも、しっかりとスケジュールを立てて学習を進めることが可能です。
また、実際の授業さながらの教壇実習も充実しており、日本語学校に通っている外国人の生徒を招いて授業のロールプレイを行います。授業で学んだ知識を生かしてロールプレイを行い、養成講座修了後に、日本語学校で即戦力として働けるように学ぶことが出来ます。
まずはオンライン説明会を予約しよう!
ヒューマンアカデミーに日本語教師養成講座は、就職実績・国家試験の合格率どちらを見ても優秀なスクールであるとご説明しましたが、実際に受講するには不安点もあると思います。
迷っている、もしくは疑問点がある方はまずは無料の「オンライン説明会」に参加するのがオススメです。
説明会では専任カウンセラーが資格取得・就職について個別でお答えしますので、迷っている方、興味がある方は、まずはオンライン説明会の空き状況をご確認のうえでご予約下さい。
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KEC日本語学院

| 運営会社 | ケイ.イー.シー.株式会社 |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 経過措置Cルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 324名 (2024年実績) |
| 受講料 | ・420時間コース:566,830円 ・通信・420時間コース:566,830円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象事業者 |
KEC日本語学院は質の高い実践的な授業と、高い就職実績(世界55ヵ国で実績有り)が特徴の日本語教師養成講座を開講しています。
養成講座だけではなく、日本語教育能力検定試験の対策講座にも定評があるスクールで、希望者は養成講座とセットで申し込むことも可能です。
東京・関西で養成講座を開講しているので、通える地域に住んでいる人はまずは無料の「個別受講相談」に予約をするのがおすすめです。
- 新宿校
- 梅田本校、なんば校、枚方本校
- 京都校
- 神戸校
本当の実力をつけるために演習を多数実施
KECの日本語教師養成講座では、「実践力を身につけるには演習を何度もこなすことが必須」と考えています。
そのため、50~75回の演習や実習体験を実施し、受講生全員が日本語教師としての実力を身に付けられるように支援しています。
また、1クラス12名の少人数制となっているため、受講生一人ひとりが丁寧に指導を受けることが出来ます。
就職に強い日本語教師養成講座
KEC日本語学院の特徴として、「就職に強い」ということが挙げられます。
卒業生は世界55ヵ国で活躍しており、2024年の就職決定者は324名、延べ就職決定者は3,998名(2006年~2024年12月)に及びます。
修了生や受講生を対象とした就職説明会を随時開催しており、そこでは様々な日本語学校の採用担当者が自校の特色や求める日本語教師像を解説してくれます。
KEC日本語学院の卒業生は、海外だけではなく国内(関東・関西)の日本語学校でも多くの人が活躍しています。
そのため、「海外の日本語学校で活躍したい」という人だけではなく「関西の日本語学校で働きたい!」と考えている方にはオススメです。関東・関西(東京・大阪・京都・兵庫)に校舎を持つスクールなので、通学圏内の方はぜひ選択肢に入れるべきスクールのひとつです。
日本・香港・アメリカ・オーストラリア・カナダ・韓国・タイ・台湾・中国・インド・シンガポール・スウェーデン・スペイン・アイルランド・アルゼンチン・アルメニア・イギリス・インドネシア・ウズベキスタン・ウルグアイ・エジプト・エルサルバドル・カザフスタン・カンボジア・キルギス共和国・コロンビア・ザンビア・シリア・スリランカ・セネガル・ドイツ・トルクメニスタン・トルコ・ネパール・パラグアイ・ブータン・フィリピン・ブラジル・フランス・ブルガリア・ベトナム・ベナン共和国・ペルー・ポーランド・ボリビア・マダガスカル・マレーシア・ミクロネシア・ミャンマー・メキシコ・モロッコ・モンゴル・ラオス・ルーマニア・ロシア
【無料】個別受講相談予約はここから
TCJ日本語教師養成講座

| 運営会社 | 株式会社TCJグローバル |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 養成機関Aルート・日本語教員養成機関の登録番号:C0241316 ・実践研修機関の登録番号:B0241313 |
| 日本語教員試験の合格率 | 75.6% |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | ・登録日本語教員養成コース(通学):646,000円 ・登録日本語教員養成コース(eラーニング):646,000円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 特定一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象事業者 |
TCJ日本語教師養成講座は東京・大阪に校舎を持つスクールで、通学学習だけでなくeラーニングも充実しており、理論科目についてはオンラインでの受講も可能です。
TCJでは、留学生や在留外国人向けの日本語学校が併設しており、受講中に実際の授業を見学することが可能なのも特徴のひとつです。
また、「自ら改善点を探し、実践する」能力を身につけることを目指しており、令和6年度の日本語教員試験では、現役合格率75.6%(全国平均は60.8%)と平均以上の高い実績を誇っています。
就職率90%以上!
実際の留学生のクラスに養成講座受講中から参加できることや、インターンシップや個別カウンセリングなどの就職サポートがあるため、就職率90%以上となっています(2022年8月公式HP参照)。
主な就職先としては、国内外の日本語学校やオンライン日本語教室、大学や専門学校等様々です。講座修了後にそのままTCJ(東京中央日本語学院)の講師として採用される人もいるようです。
1人140分に及ぶ模擬授業の実施や外国人の前で実際に行う教育実習だけでなく、丁寧なフィードバックにより「実際の教育現場での実践力」を身につけられることが、TCJの日本語教師養成講座の強みといえます。
併設の日本語学校で内部採用の可能性も!
TCJでは併設の日本語学校(東京中央日本語学院)で多くの留学生や在日外国人に日本語教育を行っています。
先述したように内部採用も積極的に行っているため、TCJの日本語教師養成講座卒業生は就職先の選択肢として「自分の学んだ母校に就職する」という選択肢を得ることが出来るため、可能性を広げることが出来ます。
通学とオンラインのハイブリット学習も可能
教室は東京(信濃町駅最寄り)と大阪(大阪駅最寄り)にありますが、EラーニングとWEBライブ授業で学ぶオンラインコースがあるので、通学圏外の方でも安心です。
また、オンラインと通学を組み合わせたハイブリッド型の受講スタイルを選択することも出来るので、自分自身の学習方法に合わせて柔軟にプランを選ぶことが可能です。
留学生との合同授業「ソーシャル授業」に参加可能
多くの留学生が通う日本語学校でもあるTCJでは、留学生の授業に参加する「ソーシャル授業」が可能で、グループディスカッション等を通して異文化交流が出来るのが特徴です。
これは実際に外国人向けの日本語学校を運営しているTCJならではの取り組みで、実際に留学生・外国人と直接交流を行うことで、「誰のために日本語教師になるのか」を明確にし、モチベーションを上げることが出来ます。
まずは説明会予約・資料請求がおすすめ
資格の大原
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| 運営会社 | 大原出版株式会社 |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 経過措置Cルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | 420時間総合コース 理論編Web:489,000円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象外 |
「資格の大原」は誰もが知る資格スクールの大手ですが、日本語教師養成講座の学校としてはどうでしょうか。
受講料が489,000円~と大手スクールの中では格安の大原ですが、基本的に通学が必須となっており、教室通学の際には「東京水道橋校」に行かないといけないことに注意が必要です。
教壇実習は留学生を相手に!
大原の日本語教師養成講座の強みは、大原日本語学院(日本語学校)が併設されていることです。
教壇実習は同校の留学生を相手に教壇実習を行います、実習後には留学生からフィードバックをもらうことが出来ます。さらに、現役日本語教師の授業を見学する機会もあるため、より実践的な学びが可能です。
実践的な学習が可能なので、通学に問題ない方であれば受講料が格安の大原で受講を検討するのはアリだと思います。ご興味がある方は下記から資料請求・説明会予約がおすすめです。
まずは説明会予約・資料請求がおすすめ
アークアカデミー

| 運営会社 | 株式会社アークアカデミー |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 養成機関Aルート・日本語教員養成機関の登録番号:C0241301 ・実践研修機関の登録番号:B0241301 |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | 日本語教員養成コース+実践研修コース:638,190円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 特定一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象外 |
アークアカデミーは35年の実績があり、修了生は13,000人を超えています。また、就職支援室もあるので、求人紹介等や履歴書添削等の個別相談を受けることが可能です。
著名な講師陣も多い老舗のスクールなので、校舎がある新宿にアクセスが良い方は選択肢に入れても良いかもしれません。
京進ランゲージアカデミー

| 運営会社 | 株式会社京進ランゲージアカデミー |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 経過措置Cルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 就職率92.9% ※2017年~2022年6月末実績 |
| 受講料 | 420時間総合コース:595,000円 (授業料・入学金・教材費込) |
| 対象の教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象外 |
京進ランゲージアカデミーは東京の新宿と京都に日本語教師養成講座の校舎を持っています。グループとして日本語学校を保有しているため、卒業後に希望する方は就職をすることも可能です。
進学塾として有名な「京進グループ」が運営が運営しているため、41年の実績を生かした教育カリキュラムが受けられることがウリのひとつです。
千駄ヶ谷日本語教育研究所

| 運営会社 | 株式会社京進ランゲージアカデミー |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 養成機関Aルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | ・通学コース:690,800円 ・eラーニング+通学コース:622,000円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象事業者 |
千駄ヶ谷日本語教育研究所は新宿区の高田馬場に校舎を持つ日本語教師養成講座です。
千駄ヶ谷日本語教育研究所の教育理念
1)すべての国の人にとって、わかりやすい日本語を使い、日本語を効率よく楽しく学ぶための出会いの場を提供する。2)多様化する国際社会の中にあって、相互理解のための有能な才能の育成をはかる。
3)日本語教育を通して国際交流をはかり、国際親善の一翼を担う。
参照:千駄ヶ谷日本語教育研究所HP
1975年設立の歴史ある学校ですで、2018年12月時点で修了生は1万人を超えており、設立当初から上記の教育理念を掲げ、世界で活躍できる日本語教師の育成を行っています。
アルファ国際学院

| 運営会社 | 株式会社アーク教育システム |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 養成機関Aルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | 登録日本語教員420時間理論通信講座:742,420円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 特定一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象外 |
アルファ国際学院は1987年創立の老舗で、東京・横浜の2港を運営しており、3,700人の修了生を輩出しています。通信・通学の併用コースであれば、東京(紀尾井)、大阪、横浜、名古屋、博多に通学拠点があるため、地方在住の方でも学び安い環境を提供しています。
また、通学コースは624,000円(入学金:33,000円+教材費:41,000円+授業料:550,000円)と高額ですが、全488時間単位の充実した内容になっており、「受講費用が高くてもみっちり学びたい」という方は選択肢にいれることがオススメです。
カナン東京日本語教師養成講座

| 運営会社 | 株式会社キノシタ |
| 国家資格(登録日本語教員)の 資格取得ルート | 経過措置Cルート |
| 日本語教員試験の合格率 | 不明 |
| 就職実績 | 不明 |
| 受講料 | 593,000円 |
| 対象の教育訓練給付金 | 一般教育訓練給付金 ※対象講座は要確認 |
| リスキリングを通じた キャリアアップ支援事業 | 対象外 |
株式会社キノシタが運営するカナン東京日本語教師養成講座は、2023年に新設された新しい講座です。
420時間のカリキュラムを修了したら終わりではなく、日本語教師として就職先ですぐに活躍できるような思考力・創造力を身に付けることを目指すスクールです。その目標通り、オンライン授業や大型電子黒板などのICTに触れ、実践的な日本語教育スキルを学ぶことが出来る養成講座となっています。
カナン東京日本語教師養成講座では、併設の日本語学校で実査に留学生に対して行われている授業を見学することや、留学生との交流会に参加することも可能です。そのため、養成講座の受講を通して実際に留学生とのコミュニケーションをとり、現場で役立つスキルを身に付けられるスクールといえます。
三幸日本語教師養成カレッジ

三幸日本語教師養成カレッジは、医療事務や介護関連資格の大手である株式会社日本教育クリエイトが運営しています。教室は新宿駅から徒歩圏内にあるため、新宿がアクセス圏内の方にはオススメです。
480単位時間の講座で充実の学習
三幸日本語教師養成カレッジの特徴としては、通常420時間の課程であるところを480時間単位の講座を提供していることです。教育実習も92単位時間となっており、しっかりと実践力を鍛えることが出来ます。受講料は他スクールよりやや割高となっていますが、みっちりと学習したい方にはオススメできる学校です。
また、日本語教育能力検定試験の合格率も全国平均の約1.95倍となっており、ヒューマンアカデミーやTCJ日本語教師養成講座より下回るものの、高い実績がウリです。
ただし、同校の日本語教師養成講座は2025年9月末を以て事業を終了しており、今後はグループ校の「SANKO日本語学校東京」で開講を進めているようです。
登録日本語教員の難易度と合格率について
国内の日本語学校(認定日本語教育機関)で働くために必要な「登録日本語教員」の国家試験について、難易度や合格率はどれくらいだと思いますか?
2024年に国家資格制度がスタートし、同年11月に第1回試験が実施されました。試験ルートおよび経過措置Cルートの結果は、以下のとおりです。
| 試験ルート | 受験者数 | 基礎試験の 合格者数 | 応用試験の 合格者数 | 合格率 |
| 試験ルート | 3,681 | 323 | 322 | 8.7% |
| 経過措置Cルート | 5,530 | 免除 | 3,365 | 60.8% |
上表を見ると分かるように、基本的に独学で臨む「試験ルート」の合格率は8.7%と著しく低い結果になっています。
一方で、基礎試験の免除を受けられる「経過措置Cルート」では、合格率60.8%という半数以上が試験を突破する結果になっており、明確な差が現れました。
日本語教員試験は出題範囲が広いうえ、受験できるのは年に1回のみです。そのため、独学で国家試験合格を目指す場合、相当な学習時間と自己管理が求められます。
一方、日本語教師養成講座を受講すれば、「現場で使える実践力」を身につけながら基礎試験の免除を受けられるため、より確実に登録日本語教員を目指すことができます。
そのため、独学で試験に合格できる自信がない人は、基本的には養成講座を受講して日本語教師を目指すことをおすすめします。
※国家試験の合格率が高いのは?日本語教師養成講座の比較表はコチラ
おすすめのスクールを一覧で比較!
出来るだけ安く受講するには?
日本語教師養成講座は受講が長期に分かる分、受講料も高額となっています。そのため、少しでも自己負担額を安く抑えて受講するための方法をご紹介いたします。
教育訓練給付金を活用しよう!
教育訓練給付金は厚生労働省管轄の給付金で、厚生労働大臣が指定する講座の受講を修了した際に、受講料の一部が戻ってくるという制度です。
本記事で紹介している日本語教師養成講座は、「特定一般教育訓練給付金」または「一般教育訓練給付金」の対象となるスクールのみを厳選して掲載しています。これらの給付金を活用すれば、自己負担額を抑えて受講することが可能です。
教育訓練給付金の支給額は、以下のとおりです。
- 特定一般教育訓練給付金
- ・受講費用の40%(上限20万円)が受講修了後に支給
・資格取得し、かつ受講修了後1年以内に雇用された場合は追加で受講料の10%(上限5万円)が支給 - 一般教育訓練給付金
- ・受講修了後に、受講費用の20%(上限10万円)が支給
上記のように、特定一般教育訓練給付金の方が支給額の上限が高く、最大で受講料の50%(上限25万円)が支給されます。
そのため、より自己負担額を抑えて登録日本語教員の資格取得を目指す場合は、日本語教師養成講座の比較表から「特定一般教育訓練給付金」を利用できるスクールを選ぶようにしましょう。
ただし、教育訓練給付金の支給を受けるには一定の条件があるため、上記の厚生労働省のページを読んでもよくわからない方は、気になるスクールのオンライン説明会に参加して聞いてみるのがおすすめです。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象講座なら受講費用の70%が戻ってくる
最も安く日本語教師養成講座を受講する方法としては、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助金を活用する方法が挙げられます。
この制度は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択された事業者(補助事業者)の講座を受講することで、受講費用の最大70%(上限56万円)がキャッシュバックされる仕組みです。
最大で56万円の補助を受けられる!
- 対象講座の受講を修了した場合
- 受講費用の50%(上限40万円)が補助
- 補助事業者の職業紹介によって転職した職場で1年間継続して働いた場合
- 追加で受講費用の20%(上限16万円)が補助
補助事業者で紹介された求人へ転職し、1年以上働くことで受講料の70%(上限56万円)の補助を受けることができます。
受けられる最大補助額は特定一般教育訓練給付金よりも大きいため、転職を前提に登録日本語教員の資格取得を目指す人にとって、特におすすめの受講方法といえるでしょう。
>リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象講座は日本語教師養成講座の比較表でチェック!
日本語教師とは
国内外を問わず需要の高い「日本語教師」ですが、実は学校で教える際に教員免許などは必要ありません。
日本語学校で働くためには、本記事で紹介する「日本語教師養成講座の修了」や、「日本語教育能力検定試験の合格」等が条件となっています。
また、活躍場所を日本語学校にこだわらなければ、上記のような条件も必要ありません。
何歳からでも始められることから、セカンドキャリアやリスキリングの選択肢としても注目されています。
日本語教師の活躍フィールド
日本語教師は非常に幅が広い分野で活躍することが可能な職業ですが、主な活躍フィールドは以下の通りです。
主な活躍フィールド
- 国内の日本語学校で教える
- 外国の日本語学校で教える
- オンラインレッスンで日本語を教える
- 地域のボランティアで日本語を教える
- 日本語教師養成講座の講師として後進育成
上記は日本語教師の活躍場所のあくまで一例です。
他にも、企業内で外国人労働者向けに日本語講座や研修を開講するなど、日本語教師は工夫次第で様々な活躍が可能な職業です。
国内の日本語学校で教える
日本語教師としての資格を得た後、国内の日本語学校で教師として勤めるのがポピュラーな活躍場所のひとつです。
ゆくゆくは海外の日本語学校で働きたいと考えている人も、まずは国内で教師をすることを選択する人が多いです。
日本語教師養成講座を受けたスクールに併設された日本語学校でそのまま就職出来るケースも有るので、国内勤務を検討する人は選択肢として検討するとよいでしょう。
外国の日本語学校で教える
海外で日本語教師として活躍を目指す場合は日本語学校で働くのがおすすめです。
日本語学習者は世界に約16万人がおり、日本への渡航を検討している人を中心に学ばれています。
日本語学習者はこれからも増加すると予測されており、海外で働く場合にはそういった人たちへ日本語や文化を教えることになるため、非常にやりがいのあるフィールドといえます。
ただし、海外で日本語教師として活動する際には、生活の中で外国語を使用する必要があります。また、文化や常識が違う環境で生活をするため、自分自身も学びながら教える姿勢が必要となります。
オンラインレッスンで日本語を教える
現在はオンラインで日本語を教えることも可能となっており、日本語学校以外で教える場合には養成講座の修了や検定試験の合格は不要となっております。
オンラインで日本語を教える場合は教師のマッチングサイト等で生徒を募集するのがおすすめです。
例えば「AmazingTalker」であれば言語を教える講師と学びたい生徒をAIが適切にマッチングしてくれるため、興味がある人は登録してみましょう。
地域のボランティアで日本語を教える
日本語教師は有償の講師のみではなく、「地域のボランティア」として活躍している人もいます。
日本国内においても、海外にルーツを持った人が多い地域や、外国人労働者の多い企業などで日本語教室をボランティアで運営している人もおり、ニーズに合わせて様々な活動が可能です。
日本語教師の求人の探し方
日本語教師としての仕事情報は一般の求人サイトに募集情報の掲載が無い場合が多く、求人探しにコツが必要です。
日本語教師として求人を探す際には、以下の方法がおすすめです。
日本語教師求人のおすすめの探し方
- 卒業した養成校に併設の日本語学校に就職
- 転職エージェントに登録
- 日本語教師の求人が豊富なサイトをチェック
日本語教師の転職活動については以下の記事に詳しくまとめているので、興味がある人はぜひご確認ください。
日本語教師の年収について
日本語教師を目指す人の中には「どのくらいの収入を得られるのか」気になっている人も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、日本語教師の年収は決して高くありません。
常勤(フルタイム)で勤務する日本語教師の年収帯で最も多いのは「300~400万円」となっており、国内の平均年収より低い結果となっています。
ただし、現在はオンラインレッスン等を組み合わせることで高収入を狙うことも可能となっており、年収を高めるには一定以上の工夫が必要といえます。
日本語教師養成講座のよくある質問
日本語教師養成講座についての良くある質問と回答をこちらで紹介します。
- Q日本語教師養成講座の受講料はどれくらい?
- A
日本語教師養成講座の受講料は50~65万円程となっています。少しでも安く受講するには「一般教育訓練給付金」を利用するのがおすすめです。
記事内の日本語教師養成講座比較表では給付金が利用可能なおすすめスクールの受講料や就職率をまとめています。
- Q日本語教師養成講座とは?
- A
日本語教師養成講座は日本語学校で勤務するために必要な条件の一つで、多くの日本語教師求人で修了することが条件として掲げられています。
高額な講座ですが、講座を通して「日本語教育能力検定」の合格を目指すことも出来るので、本気で日本語教師を目指している方にはおすすめの講座となります。
養成講座を開講しているスクールによって、就職率や受講料、検定のご確率は様々です。そのため、日本語教師養成講座比較表でチェックして気になる講座を確認することがオススメです。
- Q日本語教師の資格を取っても意味が無いと言われるのは何故ですが?
- A
日本語教師は決して収入が高い職業ではないことや、非正規雇用が多いことから「日本語教師はやめた方がいい」と言われることがあります。
ですが、それ以上に社会的意義ややりがいの強い専門職なので、メリット・デメリットをしっかり考えて日本語教師養成講座受講を検討するとよいでしょう。
おすすめの日本語教師養成講座まとめ
本記事では日本語教師養成講座のおすすめをご紹介させていただきました。
各スクールごとに特徴がありますが、公開されていない情報もあるので、数字だけでは完璧に比較することが出来ないのが実情です。
現在HP上で公開されている就職・検定合格実績等の情報や、校舎の多さで比較すると、「ヒューマンアカデミー」が最もオススメの養成講座です。
興味や疑問点がある方は、下記から無料のオンライン説明会の予約をして、より具体的なイメージをつけてみましょう!
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