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【厳選8社を比較】日本語教育能力検定試験おすすめ通信講座を紹介!

日本語教育能力検定のおすすめ通信講座日本語教師

国内の労働力減少に伴い、日本語学校で外国人に日本語を教える「日本語教師」という職業への注目度が高まっています。

「日本語教師」とは言っても、実は外国語会話スキルや教員免許は不要で、条件を満たせば誰でも挑戦できる職業です。そのため、年代を問わず日本語教師を目指す方が増えてきているようです。

今回はそんな日本語教師になるためのルートの一つである「日本語教育能力検定試験の合格」をより確実にするためのスクールを、おすすめ通信講座の比較表を使って紹介します。

本記事のポイントまとめ

本記事を読めば以下の内容が分かります。

  • 通信講座毎の合格率実績(日本語教育能力検定)
  • 通信講座毎の受講料
  • 受講料が安く質の高い講座ならアガルートアカデミーがおすすめ
  • とにかく合格を目指したいひとはKEC日本語学院がおすすめ
  • 国家資格「登録日本語教員」取得を目指す人はTCJがおすすめ

特におすすめ通信講座の比較表では合格率の実績や受講料が比較できるので、「日本語教師になりたい!」と考えている方は必見です。

受講料や合格率を一覧比較!

本気で日本語教師を目指すなら420時間の養成講座がおすすめ

日本語教育能力検定試験のおすすめ通信講座比較表

日本語教育能力検定対策の通信講座を実施しているスクールのうち、おすすめのスクールを7社厳選した比較表を作成しましたのでご覧ください。

スクール合格率実績受講料教育訓練対象詳細
KEC日本語学院40%~60%213,500円~対象外講座詳細
TCJ不明133,100円対象外講座詳細
アガルートアカデミー不明54,780円対象外講座詳細
ユーキャン34.0%59,000円対象講座詳細
アルク66.3%
(2017~2019年実績)
79,800円対象外講座詳細
アークアカデミー不明88,000円対象外講座詳細
篠研不明年額60,500円~対象外講座詳細
インターカルト
日本語学校
不明81,600円対象外講座詳細
厳選6社の比較表 ※表記はすべて税込み
合格率参照:厚生労働大臣教育訓練給付制度検索システム・各社公式HP等

上記の比較表を見たうえで私のおすすめは「KEC日本語学院」、次点で「アガルートアカデミー」がオススメです。

理由としては、日本語教師の通信講座スクールとしてそれぞれ以下の強みがあるためです。

  • KEC日本語学院:オンラインでもリアルタイム受講可能な高品質な授業
  • アガルートアカデミー:金額が安く通信講座の質も高い

特にアガルートアカデミーの通信講座は質の高さと受講料の安さを両立しているスクールなので、独学中心に学びたい人には特におすすめです。

日本語教育能力検定試験の通信講座を選ぶ際のポイント

日本語教育能力検定試験は合格率25%以下の難関資格です。そのため、合格を目指すには通信講座などを利用して効率良く学習を行うことが必要です。

日本語教育能力検定試験の通信講座を選ぶ上で、押さえておきたいポイントは以下の3点です。

  • 日本語教育能力検定試験の合格率実績
  • 通信講座の受講料
  • 一般教育訓練給付金の対象講座を選ぶ

通信講座を選ぶ上では上記が重要な要素になりますので、必ず確認しましょう。

こんな人におすすめ!

・合格率を重視したい人:合格率実績の高いKEC日本語学院がおすすめ!

・費用を抑えたい人:受講料が安いのに質の高いアガルートアカデミーがおすすめ!

日本語教育能力検定試験の合格率実績

日本語能力検定試験は合格率20~25%程度を推移する難関資格です。試験も年に1回しか開催されないため、不合格になると次のチャンスまで1年待たなければなりません。

そのため、通信講座の申し込みを検討する際は、「そのスクールの合格率実績が高いかどうか」は超重要な要素となりますので、出来るだけ合格率の高い講座を選びましょう。

通信講座の受講料

通信講座の受講料は開講している会社やコースによって様々です。前提として「出来るだけ合格率の高い講座」を選ぶのがおすすめですが、合格率の高い講座は内容が充実している分、受講料金も高額になる傾向があります。

そのため、合格率と受講料金のバランスを確認したうえで、「自分が独学でカバーできる範囲」を考え、講座を選ぶのがオススメです。

一般教育訓練給付金の対象講座を選ぶ

420時間のカリキュラムが必須の日本語教師養成講座と比較すると、検定対策の通信講座はかなり安価といえます。ですが、さらに出来る限り安く受講するには厚生労働省管轄の「一般教育訓練給付金制度」を利用するのがおすすめです。

一般教育訓練給付金を利用すれば、受講料金の20%(上限10万円)が戻ってくるので、経済的負担を軽く受講することが可能です。

参照:日本語教師の通信講座比較表

受講料や合格率を一覧比較!

おすすめ通信講座①:KEC日本語学院

KEC日本語学院HPイメージ
引用:KEC日本語学院HP

KEC日本語学院の検定試験対策講座は非常に高品質な授業に定評があり、合格率実績の高い講座となっています。

リアルタイムで受講できる「双方向オンライン授業」は一緒に合格を目指す仲間でありライバルと一緒に授業を受けることが出来る上、その場で質問も出来るため、より深い学びが可能です。

また、授業は後日「録画配信」が行われるため、24時間いつでも好きなタイミングで復習に活用することが可能です。

>KEC日本語学院HPはコチラ

【無料】個別受講相談の予約はここから

420時間コースと同じ教材を利用可能

KEC日本語学院は「420時間の日本語教師養成講座」にも非常に力を入れているスクールです。

検定対策講座では、そんな養成講座で使用する「基礎理論講座の動画教材」がセットでついてくるため、初心者の人でも効率よく密度の高い学習をすることが可能です。

そのため、「養成講座は受講できないけど質の高い学習をしたい」と考えている人には特におすすめの講座です。

KEC日本語学院の検定試験対策コースと受講料

KEC日本学院の主な検定対策講座のコースは以下の通りです。

コース名受講料
基礎理論+検定対策90時間334,620円(税込)
基礎理論+検定対策60時間261,600円(税込)
基礎理論+検定対策30時間213,500円(税込)
KEC日本語学院の検定試験対策コースと受講料一覧

これを見ると分かるように、受講料は一番安いコースでも20万円を超えているようです。

KEC日本語学院の検定試験対策はリアルタイムの緊張感のあるオンライン講義が特徴ですが、その反面、受講料はどのコースもやや高めの設定となっています。

迷ったら無料の個別受講相談に参加!

KEC日本語学院では無料で「個別受講相談」が随時受けられます。

「将来海外で働くことを視野に入れている」という人から、「なんとなく日本語教師という仕事に興味がある」という人まで、受講の相談に乗ってもらうことで将来のビジョンを固めることが可能です。

KEC日本語学院では検定対策講座だけではなく、「420時間の日本語教師養成講座」も開講しているため、どちらを受けるか迷っている人も、まずは相談してみるのが良いでしょう。

KEC日本語学院は非常に質の高い授業を提供しているスクールのため、受講するスクールを迷っている人であれば、まずはKEC日本語学院で個別受講相談の予約を行うのがおすすめです。

>KEC日本語学院HPはコチラ

【無料】個別受講相談の予約はここから

おすすめ通信講座②:TCJ(東京中央日本語学院)

TCJ(東京中央日本語学院)HPイメージ
引用:TCJ(東京中央日本語学院)公式HP

TCJは35年以上の歴史を持つ日本語教師の養成スクールです。

TCJの「国家試験 日本語教員試験 短期合格パック」では、国家資格である「登録日本語教員」の合格を目指すための試験対策講座です。

講座名受講料(税込)
日本語教員試験 短期合格パック133,100 円
TCJ日本語教員試験対策講座のコース

読みやすく分かりやすい電子テキスト(10~15分単位で学習可能)と、25時間の試験対策集中講座と40時間の試験対策ゼミ講座の動画講座で構成されています。

TCJの日本語教員試験 短期合格パックの内容
  • 電子テキスト:564ページ
  • 試験対策集中講座:25時間の動画教材
  • 試験対策ゼミ:40時間の動画教材

【現在セール中!】講座申し込みはコチラ

実践力をつけるならTCJの日本語教師養成講座がおすすめ!

TCJでは、420時間の日本語教師養成講座(文化庁届出受理講座)も運営しています。

TCJでは「検定合格率80%以上」という実績だけではなく、日本語教師養成講座において重要な「就職率」も90%を超える数字を誇っています。

また、TCJでは70か国以上の日本語学習者が学ぶ日本語学校を併設しており、実際の授業を見学したりグループディスカッションや交流イベントに参加することも可能です。

リアルな現場を体験できる講座となっているので、受講料は高くなってしまうものの、本気で日本語教師を目指す人はTCJの日本語教師養成講座受講もおすすめです。

>TCJ日本語教師養成講座の公式HPはコチラ

まずは説明会予約・資料請求がおすすめ

おすすめ通信講座③:アガルートアカデミー

アガルートアカデミー_日本語教育能力検定試験対策講座
引用:アガルートアカデミー

アガルートアカデミーは通信講座の大手企業で、オンライン受講中心の資格試験予備校です。

アガルートアカデミーの日本語教育能力検定対策講座は非常に安価な受講料(税込み54,780円)ながら、質の高い講座を提供しています。スキマ時間にスマホひとつあれば学習可能なため、人気の通信講座となっています。

オンラインの通信講座であるものの、サポート体制も整っているので「本気で日本語教育能力検定合格を目指したい」と考えている人におすすめの講座です。

>アガルートアカデミーHPはコチラ

受講の申し込みはコチラから!

安価なのに質の高い通信講座

アガルートアカデミーの日本語教育能力検定試験対策講座は、本記事で紹介するスクールの中で最も安く税込54,780円となっています。

講座名受講料(税込)
2024年合格目標 合格総合講義54,780円
アガルートアカデミー日本語教育能力検定対策講座のコース
アガルートと当ブログのタイアップ特典
特典内容
Amazonギフト券5,000円分プレゼント!
ギフト券の受け取り条件
10月までに無料会員登録のうえで講座購入(アガルートアカデミーの以下の講座が対象)
【2025年合格目標】
2024年合格目標 合格総合講義
>特典獲得はコチラから!

キャンペーン提供方法に関する注意事項

  • 本タイアップ企画は、当サイト及びパートナー会社協力の元で実施・提供するキャンペーンです。詳しくは実施協力をいただくパートナー会社のポリシーページをご確認ください。
    問い合わせ先: info_campaign@for-it.co.jp
  • Amazonギフト券の送付には、最大で2ヵ月ほど要する場合がございます。あらかじめご了承ください。

アガルートアカデミーの通信講座は試験合格ノウハウが詰まった内容となっており、以下のような特徴があります。

アガルートアカデミー通信講座の特徴

  • オンライン動画の講義で丁寧な解説
  • 日本語教育現場で使える知識をインプット
  • 独学の試験対策が難しいポイントを徹底解説

上記の特徴について、以下に解説していきます。

オンライン動画講義で丁寧な解説

アガルートアカデミーの日本語教育能力検定試験対策の講座はオンラインで講義動画を使用して行います。講義動画では、テキストを画面に映しつつ講師が丁寧に解説を行うため、独学よりもスムーズに内容を理解することが出来ます。

スマホひとつあれば動画視聴を通して試験勉強をすることが出来るので、通勤や昼休み、家事の隙間時間に勉強を進めることが出来ます。

また、動画は8段階の倍速で再生することが出来るので、効率よく試験対策を行うことが可能です。

日本語教育現場で使える知識をインプット

日本語教育能力検定は「日本語教師」として活躍するための資格ですが、ただ知識を覚えるだけで実際の現場で使えなければ意味がありません。

アガルートアカデミーの講座では、試験合格だけではなく「日本語教育の現場でも使える知識」として身に付けられるように解説を行います。

また、2022年度に行われた「日本語教育能力検定の出題範囲の変更」や日本語教師の国家資格化に伴う制度変更にも対応できるように、講座の中でインプットを行うことが可能です。

独学の試験対策が難しいポイントを徹底解説

日本語教育能力検定は独学で挑戦することも可能な試験ですが、例年の合格率は20~25%程度を推移しており、非常に難易度の高い試験となっています。

アガルートアカデミーでは、初学者では理解が難しいポイントについても詳しく解説を行うため、検定合格を目指す人は必見の講座です。

通信講座でも安心のサポート制度

アガルートアカデミーは動画講義を中心としたオンライン通信講座ですが、サポート体制が充実しているので初学者でも安心して試験対策に臨むことが出来ます。

アガルートアカデミー通信講座のサポート体制

  • 講師に直接質問可能
  • ホームルーム動画の配信

アガルートアカデミーでは、疑問点や不明点を講師に直接質問できる制度があり、受講期間中は50回まで質問をすることが出来ます。そのため、通信講座であっても疑問をしっかり解決しつつ検定試験対策を行うことが可能となります。

また、通信講座受講生のアンケートをもとに、講師からホームルーム動画が配信されます。隔月で受験生の悩みを解決する動画コンテンツによって、モチベーションの維持に役立てることが出来ます。

受講の申し込みはコチラから!

おすすめ通信講座④:ユーキャン(現在休講中)

ユーキャン_日本語教師通信講座
引用:ユーキャン公式HP

ユーキャンは誰もが知っている通信教育の最大手企業で、個人的にオススメな日本語教師対策の通信講座を運営しています。

ユーキャンの最大の特徴は、大手の通信学習スクールだからこそ「安価な受講料」「学習の質」を両立させている点です。

ユーキャンの通信学習を利用すれば、独学には無い手厚いサポートを受けられます。そのため、日本語教育能力検定への挑戦が初めての方でも、無理のないスケジュールで学習を進めることができます。

ただし、2023年9月現在は休講中となっているので、ご注意ください。

>ユーキャンHPはコチラ

合格のための効率と実践力を両立した教材

ユーキャンでは毎年の試験傾向を分析することで、要点を絞ったテキストや問題集を作成しています。

リスニング対策に役立つ聴解対策CD教材や、外国人向けの教え方や授業の進め方を学べるDVD教材もあるので、試験対策だけではなく実際の現場で行かせる実践力も磨くことが可能となっています。

ユーキャンの日本語教師通信講座はサポートが充実!

ユーキャンの通信講座を利用すれば、独学の学習では手に入らない様々な手厚いサービスを受けられるので初心者でも安心して試験対策を行うことができます。

ユーキャンで受けられる指導サポートは以下の通りです。

ユーキャンのサポート一覧

試験対策スケジュール通信講座のスタートと共に自分自身専用のスケジュールが組まれるので、初めての日本語教育能力検定試験でも計画的に試験対策が可能です。
質問サービス学習中に不明点があれば、経験豊富な講師にメールや郵送でいつでも質問が可能です。
添削指導全9回の添削指導でアドバイスがもらえるので、苦手科目を克服しつつ学習が可能です。
指導サポートの期間延長講座の標準学習機関は「8か月」ですが、受講スタートから試験の月まで8カ月未満の場合は、次回試験まですべての指導サービスを延長可能のため、「中途半端な時期だけどどうしよう」と悩んでいる方でも安心です。
参照:ユーキャン公式HP

ユーキャンの「日本語教育能力検定試験」の通信講座では上記のような指導サービスが受けられるため、初めて日本語教師の検定に挑戦する方や、これまで独学で学習していた方にもおすすめです。

ユーキャンの受講料

先述したようにユーキャンの大きな特徴の一つとして「受講料の安さ」が挙げられます。

ユーキャンの日本語教育能力検定対策講座(日本語教師養成講座)は、総額59,000円となっており、12カ月の分割払いの場合は1カ月4,980円で受講が可能です。

一般教育訓練給付金が利用可能

さらに、ユーキャンの日本語教師養成講座は教育訓練(厚生労働省管轄)の対象講座となっているため、利用すれば講座料金の20%の給付を受けることができます。

受講費用と一般教育訓練給付金の例

受講料59,000円:実質負担47,200円
┗受講料59,000円-最大給付金11,800円(受講料×20%)

そのため、給付金を利用すれば上記の様に59,000円のうち受講料の20%である11,800円の給付を受けることが出来ます。

ただし、2023年9月現在は休講中となっており、教育訓練給付金を使用することが出来ないのでご注意ください。

>ユーキャンHPはコチラ

おすすめ通信講座⑤:アルク

アルク_日本語教師通信講座
引用:アルク公式HP

アルクは2011年に設立された会社で、日本語教師の資格取得だけではなく、ビジネス英会話やTOEIC対策などの「語学学習」を中心とした通信教育を提供しています。

アルクは「NAFL日本語教師養成プログラム」という教材の販売を行っており、24冊に及ぶテキストとCDやDVD等で構成されており、高い合格率実績を誇っています。

通信講座申し込みはこちら!

日本語教育能力検定の合格率66.3%という高い実績

アルクのNAFL日本語教師養成プログラムの修了生は日本語教育能力検定試験の合格率実績が66.3%という高い実績を誇っています(HP参照:2017年~2019年アルク社実施のアンケート)。

日本語教育能力検定試験の難易度は高く、例年の合格率は20~25%程度を推移していることを考えると、平均合格率を大きく上回る実績を持っていることが分かります。

テストコを利用して学習コーチに質問可能

アルクの通信講座の特徴の一つとして「テストコ」が挙げられます。

テストコは通信講座の受講生専用サイトで、オンラインで学習の進捗度合い確認したりテストを提出することができるほか、受講期間中であれば何度でも専任コーチに質問することができます。

そのため、「通信学習だとわからないことがあった時に不安」と考えている方でも、安心して受講することが出来ます。

アルクの受講料

アルクの受講料は79,800円(税込)です。

ただし、ユーキャンと違って一般教育訓練給付金の対象とはなっていないため、助成金を利用して安く受講することは出来ません。

ですが、時期によってはセールを行っていることもあるため、気になる方は以下のHPを確認してみましょう。

通信講座申し込みはこちら!

おすすめ通信講座⑥:アークアカデミー

アークアカデミーは1986年に創立された日本語教育の老舗で、日本語の習得を希望する外国人ビジネスマンのために設立されました。

現在では外国人向けの日本語学校だけではなく、420時間の日本語教師養成講座や日本語能力検定試験の対策講座などを運営しています。

アークアカデミーの日本語教育能力検定対策講座の特徴

アークアカデミーの検定対策の特徴として、通学(スクーリング)が選択可能であることが挙げられます。

受講開始後は通信学習の教材やeラーニングを利用できることは他講座と同様ですが、基礎を固めたのちは以下の二つのコースを選ぶことが可能です。

  • 通学コース(新宿の校舎へ通学)
  • 在宅パック(通学無し)

通常は通信教材を使って自宅で学習するのが通信学習の常識ですが、アークアカデミーは新宿に通える方であれば、通学と組み合わせることが出来るのが特徴といえます。

アークアカデミー通信講座の受講料

アークアカデミーの日本語教育能力検定試験対策講座は在宅パックが66,000円、通学コース(スクーリング)は88,000円で提供されており、「420時間の日本語教師養成講座」を受講している方であれば1万円の割引を受けることが出来ます。

ただし、一般教育訓練給付金の対象ではないので注意しましょう。

>アークアカデミー公式HPはコチラ

おすすめ通信講座⑦:株式会社篠研

株式会社篠研は2018年に設立された大分県の企業で、別府大学の教授が代表取締役を務める企業です。

クオリティの高い教材やきめ細やかなサポート体制が特徴で、希望者であれば「実際のWEBコースを事前に見る」ことも可能となっており、受験生目線で非常に親切な検定対策講座となっています。

スタートアップコンサルティング等の万全のサポート体制

篠研の検定試験対策講座は入会後、「スタートアップコンサルティング」を利用することが可能です。

スタートアップコンサルティングは、学習の進め方や試験勉強に関する悩みをZOOMを使用してアドバイスを受けることが出来るサービスで、1回1時間程度が目安となっています(3回まで)。

また、「篠研サロン-検定対策部」というプログラムを月1回開催しており、参加希望者は試験対策の強化学習や学習者の誤用分析

篠研の受講料と返金保証制度

株式会社の受講料は非常に特徴的で、以下のように講座料金が設定されています。

  • 月額5,500円~
  • 年額60,500円~

また、月額制で講座利用の場合は「いつでも退会が可能」で、年額コースの利用の際は入会月の25日までに申し出れば「全額返金が可能」となっています。

そのため、「日本語教育能力検定の合格を目指したいけど、できるだけコストは抑えたい」という方にお勧めの通信講座となっています。

>篠研の公式HPはコチラ

おすすめ通信講座⑧:インターカルト日本語学校

インターカルト日本語学校は1977年に設立された日本語学校で、年間50以上の国の学生が集まります。

伝統のある日本語教育のスクールで、これまでのノウハウの活かして「日本語教師養成講座」や「日本語教育能力検定試験対策講座」などを運営しています。

インターカルト日本語学校の日本語教育能力検定対策講座の特徴

インターカルト日本語学校の検定対策講座はZOOMを利用した配信型の通信講座になっています。

ベテラン教師による記述指導を受けられるうえ、授業の録画を見ることが出来るので時間を問わず復習に利用することが出来ます。

日本語検定対策講座の受講料は81,600円(税込み)となっており、同校で日本語教師養成講座を受講する方には特におすすめの講座となっています。

>インターカルト日本語学校の公式HPはコチラ

日本語教師になるには

日本語教師は国内外を問わず需要が高く、人材不足が続いていいますが、実は働くためには教員免許などは必要ありません。

現在は、以下の3つのいずれかの条件を満たすことで、日本語教師になることが可能です。

  • 日本語教師養成講座(420時間)を修了
    (4年制大学卒業者)
  • 日本語教育能力検定に合格
  • 大学で日本語教育主専攻または副専攻を修了

それぞれの条件について解説していきます。

日本語教師養成講座(420時間)を修了

4年制大学を卒業しているのであれば、日本語教師養成講座(文化庁認定)を修了することで日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

講座を修了すれば資格を得ることが出来る反面、420時間という長期にわたる講座のため受講期間が半年から1年に及ぶのが一般的です。

受講費用も高額で、50~60万円はかかるのが一般的ですが、養成講座の中では実際の留学生相手に教育実習などを行うことが出来るため、実際の現場で役立つ実践力を養うことが出来ます。

日本語教育能力検定に合格

日本語教育能力検定試験で合格を得ると、日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

しかし、日本語教育能力検定試験の難易度は非常に高く、独学で合格を目指すことは難しい試験となっています。

そのため、検定に挑戦する際は本記事のおすすめ通信講座比較表を参考に、試験対策に利用するスクールを選ぶとよいでしょう。

>検定試験にも強い日本語教師養成講座はTCJ

大学で日本語教育主専攻または副専攻を修了

大学受験のタイミングから「日本語教師として働きたい!」と考えているのであれば、日本語教育主専攻(もしくは副専攻)のある大学に入学して単位を取得し、卒業することで日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

社会人となってから目指す場合には、養成講座修了か検定試験合格を目指すほうが現実的といえますので、自身のライフステージに合わせてルートを選択しましょう。

日本語学校以外で働く際には資格は不要

ここまで「日本語教師として働くための条件」について紹介しましたが、実は日本語学校(法務省告示)以外で活動する際には、特に必要な条件などはありません。

例えば、地域の日本語を教えるボランティアや、オンラインの日本語レッスンを個人で行う場合などは、特に資格や条件はありません。

ただし、「より高い日本語教育」を行う際には体系的な知識やスキルを身に着ける必要があるので、個人で日本語教師として活動したい場合も、資格取得や日本語教師養成講座修了を目指すことがオススメです。

日本語教育能力検定試験とは

日本語教育能力検定試験とは、日本語教育に携わるために必要な「基本的な能力や知識」を測ることを目的とした検定です。

日本語教師として日本語学校で働くために必要な条件にも挙げられており、検定合格の過程で得られた能力は勤務開始後にも活かせます。

日本語教育能力検定試験の概要

日本語教育能力検定試験は年に1回、主に10月に実施されており、受験料は税込み14,500円で、受験地区は以下の地区となっております。

試験実施エリア

北海道 、宮城、東京、 愛知、 兵庫、岡山、福岡
※2022年度試験会場実績
※次年度以降の開催会場はJEESのHPで随時公開

令和4年度の試験は10月23日に終了。次回試験については以下で随時公開。

>JEES「日本語能力検定試験」

日本語教育能力検定試験の難易度

日本語教育能力検定試験の難易度は非常に高く、独学で合格を目指すのは非常に困難な検定となっています。

例年の合格率実績も低く、日本語教師を目指す際には本記事で紹介しているような通信講座を利用することがオススメです。

>おすすめ通信講座比較表はコチラ

検定試験の合格率

日本語能力検定試験の合格率推移
参照:公益財団法人日本国際教育支援協会

上記のグラフは検定試験の合格者と合格率の推移を表しています。

これを見るとわかるように、検定試験の合格率は例年20%~25%程度を推移しており、4~5人中1人しか合格しない試験となっています。

難易度が高い理由は試験範囲の広さ

日本語教育能力検定試験の試験範囲は非常に広く、以下のように多岐にわたります。

検定試験の範囲

  • 社会・文化・地域
  • 言語と社会
  • 言語と心理
  • 言語と教育
  • 言語

また、試験範囲を細かく見ていくと以下のように50の主要項目に分かれます。

日本語教育能力検定試験範囲と主要項目
区分 主要項目 
社会・文化・地域①世界と日本 (1) 世界と日本の社会と文化 
②異文化接触 (2) 日本の在留外国人施策 
(3) 多文化共生(地域社会における共生) 
③日本語教育の歴史と現状 (4) 日本語教育史 
(5) 言語政策 
(6) 日本語の試験 
(7) 世界と日本の日本語教育事情 
言語と社会④言語と社会の関係 (8) 社会言語学 
(9) 言語政策と「ことば」 
⑤言語使用と社会 (10) コミュニケーションストラテジー 
(11) 待遇・敬意表現 
(12) 言語・非言語行動 
⑥異文化コミュニケーションと社会 (13) 多文化・多言語主義 
言語と心理⑦言語理解の過程 (14) 談話理解 
(15) 言語学習 
⑧言語習得・発達 (16) 習得過程(第一言語・第二言語) 
(17) 学習ストラテジー 
⑨異文化理解と心理 (18) 異文化受容・適応 
(19) 日本語の学習・教育の情意的側面 
言語と教育⑩言語教育法・実習 (20) 日本語教師の資質・能力 
(21) 日本語教育プログラムの理解と実践 
(22) 教室・言語環境の設定 
(23) コースデザイン 
(24) 教授法 
(25) 教材分析・作成・開発 
(26) 評価法 
(27) 授業計画 
(28) 教育実習 
(29) 中間言語分析 
(30) 授業分析・自己点検能力 
(31) 目的・対象別日本語教育法 
⑪異文化間教育とコミュニケーション教育 (32) 異文化間教育 
(33) 異文化コミュニケーション 
(34) コミュニケーション教育 
⑫言語教育と情報 (35) 日本語教育とICT 
(36) 著作権 
言語⑬言語の構造一般 (37) 一般言語学 
(38) 対照言語学 
⑭日本語の構造 (39) 日本語教育のための日本語分析 
(40) 日本語教育のための音韻・音声体系 
(41) 日本語教育のための文字と表記 
(42) 日本語教育のための形態・語彙体系 
(43) 日本語教育のための文法体系 
(44) 日本語教育のための意味体系 
(45) 日本語教育のための語用論的規範 
⑮言語研究    
⑯コミュニケーション能力 (46) 受容・理解能力 
(47) 言語運用能力 
(48) 社会文化能力 
(49) 対人関係能力 
(50) 異文化調整能力 

このように試験範囲が広く、かつ専門性の高い知識を身に着ける必要があることも、日本語教育能力検定試験の難易度を高くしている要因となっています。

日本語教育能力検定試験は年に1回のみ開催

また、検定実施頻度が低いことも、合格難易度が高い要因のひとつです。

国家資格であっても、キャリアコンサルタントや衛生管理者等のように年に複数回実施される試験は、万が一不合格でもすぐに再挑戦が可能です。

しかし、日本語教育能力検定試験は年に1回しか開催されず、挑戦する機会自体が少なくなっていることも、合格難易度の高い要因となっています。

日本語教育能力検定のメリットとデメリット

合格が日本語教師になるための要件としてあげられる「日本語教育能力検定」ですが、合格することのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

日本語教育能力検定のメリット

すでに解説したように、日本語教育能力検定を合格すれば、日本語教師になるための道が開けます。

日本語教師になるためのルートは3つありますが、大卒でない方であれば「検定合格」は実質必須の条件となりますので、教壇に立つためのチケットを得られるのが最大のメリットといえます。

また、試験勉強を通して得た知識は実際の教育現場でも確実に生かすことが出来るはずです。

勤める日本語学校によっては、キャリアアップに「日本語教育能力検定試験の合格」が条件となっているスクールもあるため、在職者の人も積極的に取得を目指すのがおすすめといえます。

日本語教育能力検定のデメリット

検定合格のデメリットは特にありませんが、強いてあげるとすれば「就職には日本語教師養成講座を修了していたほうが強い」という点が挙げられます。

日本語教育能力検定合格は日本教育において必要な基本的な知識を保証することが出来ますが、実際に外国人を相手に教壇に立つ際には「高い実践力」が求められます。

420時間に及ぶ日本語教師養成講座は、修了そのものが日本語教師になるための条件を満たす(大卒者の場合)だけではなく、実際に日本語学校に通う留学生相手に教育実習などを行うスクールも多く、より実践的なスキルを身に着けることが出来ます。

そのため、就職の際に養成講座を修了したほかの求職者と比較すると実践力で劣ると判断される可能性があります。

本気で日本語教師を目指すなら420時間の養成講座へ

日本語教師イメージ画像

日本語教育能力検定試験の合格を目指すのであれば、当記事の比較表で紹介している通信講座を受講して、より効率よく学習をすることがおすすめです。

ですが、検定に合格しても必ず希望通りの就職ができるとは限らず、また、就職できても知識だけでは実際の教壇に立った際に戸惑うことも多くなるのではないでしょうか。

日本語教師は「勤務先」や「雇用形態」で年収が大きく変わってくるというデータもあり、収入が良い職場で働くには、より実践的な能力を身に着けて就職活動に臨むのがおすすめです。

そのため、アナタが本気で日本語教師として活躍したいと考えているのであれば、検定試験の合格だけではなく「実際の日本語教育の現場で活かせる実践力」を身に着けることが出来る「日本語教師養成講座」を受講するのがオススメです。

ただし、日本語教師養成講座は420時間の課程を修了する必要があるため、半年~1年の受講期間となります。

そのため、働きながらスクール受講するのが難しい方は、まずは通信学習で基礎知識を身に着けてから検討するというのも考え方としてはアリだと思いますので、自分自身にあった学習方法を選択しましょう!

日本語教師の国家資格化について

在留外国人の増加に伴って日本語教育の需要が高まっていることを受け、日本語教師国家資格となることが閣議決定されました(2023年2月)。

国家資格の名称は「登録日本語教員」となる予定で、これに伴って一定の要件を満たす日本語学校が文部科学大臣の認定を受けることになります。

日本語教師が国家資格となることで教育の質が担保され、教員にとってもより働きやすい環境へ変化していくことが期待されています。

>日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の最新情報はコチラ

日本語教育能力検定の通信講座のよくある質問

Q
日本語教育能力検定試験の難易度は?
A

検定の難易度は高く、合格率は毎年20~25%程度となっています。試験範囲の広さと年に1回しか検定が実施されない開催頻度が難易度の高さの要因です。

>日本語教育能力検定試験の難易度はコチラで詳しく解説

Q
通信講座の受講料や受講生の合格率は?
A

検定対策の通信講座はスクールによって合格率や受講料が大きく違います。

おすすめスクールの受講費用や合格率はこちらの比較表で確認できます。

また、上記の比較表で一般教育訓練給付金の対象講座も確認可能です。

Q
通信の検定対策講座と日本語教師養成講座の違いは?
A

検定対策講座は主に通信講座形式で行われる試験対策で、試験に合格しなければ日本語教師になるための資格を得ることは出来ません。

それに対し、修了そのものが日本語教師になるための条件になる日本語教師養成講座(420時間)とは根本的に違います。

ただし、50~60万円という高額な受講料が必要な養成講座と違い、通信の検定対策講座であれば経済的負担を抑えて日本語教師を目指すことが可能です。

>おすすめの検定対策通信講座はこちら

>おすすめの日本語教師養成講座はこちら

Q
日本語教師が国家資格になるって本当?
A

近年、日本語教育の質を高めるために、日本語教師を国家資格化する仕組み作りの議論が進んでいます。

まだ未定の部分も多いですが、日本語教師の国家資格化に伴って、これから日本語教師を目指す人だけではなく、現職の人にも影響が出る可能性があります。

日本語教師の国家資格化についてはコチラの記事で最新情報を更新していきますので、是非ご確認ください。

日本語教育能力検定のおすすめ通信講座まとめ

本記事では日本語教師になるための日本語教育能力検定試験について、おすすめの通信講座をご紹介させていただきました。

個人的なおすすめは大手の通信講座スクールから選ぶのがオススメです。大手スクールの中でも、より確実に合格を目指すなら「KEC日本語学院」、費用を抑えて学習をするなら「アガルートアカデミー」を選ぶのがおすすめです。

どのスクールも非常に個性があるので、ぜひ自分自身の学習スタイルピッタリの通信講座を選んで、検定合格を目指しましょう!

受講料や合格率を一覧比較!

この記事の筆者
キャリアコンサルタント
パオ助

介護業界専門の転職エージェントで両面型担当者として勤務後、今はマーケティングとキャリアコンサルタントを両立中。
キャリアコンサルタントとして、人材業界や介護業界についての情報を発信中!転職エージェントや人材派遣会社で勤めている方々全員に「キャリアコンサルタント」の資格を取得してもらうのが夢。
資格取得の難易度や、おすすめのキャリアコンサルタント養成講座の情報等を発信していきます!
Twitterでは緩めの発信をしているので、よければフォローしてください。
 
【保持資格】
・独学で国家資格キャリアコンサルタント1発合格!
・2級キャリアコンサルティング技能士も独学で合格。
・その他保持資格:衛生管理者、個人情報保護士
 
【好きなカウンセリング技法】
・来談者中心カウンセリング
(パーソンセンタード・アプローチ)
 
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