【厳選6社を比較】日本語教育能力検定試験おすすめ通信講座を紹介!

日本語教育能力検定のおすすめ通信講座 日本語教師

国内の労働力減少に伴い、日本語学校で外国人に日本語を教える「日本語教師」という職業への注目度が高まっています。

「日本語教師」とは言っても、実は外国語会話スキルや教員免許は不要で、条件を満たせば誰でも挑戦できる職業です。そのため、年代を問わず日本語教師を目指す方が増えてきているようです。

今回はそんな日本語教師になるためのルートの一つである「日本語教育能力検定試験の合格」をより確実にするためのスクールを、おすすめ通信講座の比較表を使って紹介します。

本気で日本語教師を目指すなら420時間の養成講座がおすすめ

日本語教育能力検定試験のおすすめ通信講座比較表

日本語教育能力検定対策の通信講座を実施しているスクールのうち、おすすめのスクールを6社厳選した比較表を作成しましたのでご覧ください。

合格率実績受講料教育訓練対象詳細
たのまな57.1%132,000円対象講座詳細
ユーキャン34.0%59,000円対象講座詳細
アルク66.3%103,400円
販売休止
※2022年11月現在
対象外講座詳細
アークアカデミー不明88,000円
販売終了中
※2022年11月現在
対象外講座詳細
篠研不明年額60,500円~対象外講座詳細
インターカルト
日本語学校
不明81,600円
2022年度は終了
対象外講座詳細
厳選6社の比較表 ※表記はすべて税込み
合格率参照:厚生労働大臣教育訓練給付制度検索システム

上記の比較表を見たうえで、私のおすすめは「たのまな」と「ユーキャン」になります。

理由としてはどちらも大手の通信講座スクールである上に、それぞれ以下の強みがあるためです。

  • たのまな:日本語教育能力検定の合格率実績が高い
  • ユーキャン:大手スクールなのに受講料金が安い

また、上記2スクールはどちらも「一般教育訓練給付金」の対象となっているため、利用すれば受講料金の20%の助成金を受けることが出来るのでお財布的にも優しくお得に受講することが可能です。

日本語教育能力検定試験の通信講座を選ぶ際のポイント

日本語教育能力検定試験は合格率25%以下の難関資格です。そのため、合格を目指すには通信講座などを利用して効率良く学習を行うことが必要です。

日本語教育能力検定試験の通信講座を選ぶ上で、押さえておきたいポイントは以下の3点です。

  • 日本語教育能力検定試験の合格率実績
  • 通信講座の受講料
  • 一般教育訓練給付金の対象講座を選ぶ

通信講座を選ぶ上では上記が重要な要素になりますので、必ず確認しましょう。

こんな人におすすめ!

・合格率を重視したい人→合格率実績の高いたのまながおすすめ!

・費用を抑えたい人→大手スクールなのに受講料が安いユーキャンがおすすめ!

日本語教育能力検定試験の合格率実績

日本語能力検定試験は合格率20~25%程度を推移する難関資格です。試験も年に1回しか開催されないため、不合格になると次のチャンスまで1年待たなければなりません。

そのため、通信講座の申し込みを検討する際は、「そのスクールの合格率実績が高いかどうか」は超重要な要素となりますので、出来るだけ合格率の高い講座を選びましょう。

通信講座の受講料

通信講座の受講料は開講している会社やコースによって様々です。前提として「出来るだけ合格率の高い講座」を選ぶのがおすすめですが、合格率の高い講座は内容が充実している分、受講料金も高額になる傾向があります。

そのため、合格率と受講料金のバランスを確認したうえで、「自分が独学でカバーできる範囲」を考え、講座を選ぶのがオススメです。

一般教育訓練給付金の対象講座を選ぶ

420時間のカリキュラムが必須の日本語教師養成講座と比較すると、検定対策の通信講座はかなり安価といえます。ですが、さらに出来る限り安く受講するには厚生労働省管轄の「一般教育訓練給付金制度」を利用するのがおすすめです。

一般教育訓練給付金を利用すれば、受講料金の20%(上限10万円)が戻ってくるので、経済的負担を軽く受講することが可能です。

日本語教育能力検定対策の通信講座では「たのまな」「ユーキャン」が対象講座を開講しているので、興味がある方は是非ご確認ください。

参照:日本語教師の通信講座比較表

おすすめ通信講座①:たのまな

「たのまな」は資格スクールの大手であるヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。

たのまなの日本語教育能力検定試験の対策講座である「完全合格講座」は累計2,706人の検定合格実績(2004~2018年)を持つヒューマンアカデミー日本語教師養成講座(通学講座)を通信講座にしたものです。

そのため、高い合格率と効率の良い学習効率を同時に実現させた優秀な通信講座となっています。

>たのまなHPはコチラ

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プロフェッショナル講師による映像教材

たのまなの日本語教育能力検定試験対策講座の特徴のひとつは、ヒューマンアカデミーの各専門分野において合格率の実績が高い講師による映像教材です。

DVD(もしくはEラーニング)を使用した教材で、検定合格のために押さえるべきポイントや受験生が失敗しやすい箇所を分かりやすく解説してくれるため、安心して学習に取り組むことが可能です。

また、受講生限定のデジタルコンテンツも用意されており、試験対策のコツが分かる動画やWEBテストが利用できるため、通勤時間や仕事の休憩中などのスキマ時間でも学習することが可能です。

最長3年間の在籍保障と指導サポート

日本語教育能力検定試験は合格率20%~25%の難易度の高い試験で、そのうえ試験は年に1回しか開催されません。

「たのまなの通信講座を受けた人には、何としても合格して欲しい」という想いから、受講開始から3回目の試験までサポートが受けられます。

サポートの期間中は「添削」や「不明点への質問」等の指導サポートが受けられるため、「絶対に合格したい!」と考えている方には特におすすめのスクールとなっています。

たのまなの主な日本語教育能力検定試験対策コースと受講料

たのまなの日本語教育能力検定試験の通信講座は、主にDVDコースとEラーニングコースの2つがあります。また、通称「赤本」と呼ばれるヒューマンアカデミーの完全攻略ガイドの有無でコースが細かくわかれています。

下記にたのまなの日本語教育能力検定試験の対策コースを一覧で記載します。

受講料教育訓練の対象
完全合格講座 DVDコース132,000円(税込)対象
完全合格講座 DVDコース
※赤本なし
128,600円(税込)対象外
完全合格講座 eラーニングコース141,000円(税込)対象外
完全合格講座 eラーニングコース
※赤本なし
137,600円(税込)対象外
完全合格講座 DVD+eラーニングコース160,000円(税込)対象外
たのまなの日本語教育能力検定試験対策コースの受講料一覧

通信講座の中では合格率の高いたのまな検定対策の「完全合格コース」ですが、一般教育訓練給付金の対象となるのは「完全合格講座 DVDコース」のみとなるので、注意しましょう。

たのまなでは一般教育訓練給付金が利用可能!

たのまなの日本語教育能力検定試験「完全合格講座 DVDコース」では、ユーキャン同様に教育訓練(厚生労働省管轄)の対象となっています。

受講費用と一般教育訓練給付金の例

受講料132,000円:実質負担105,600円
┗受講料132,000円-最大給付金26,400円(受講料×20%)

ヒューマンアカデミーが運営するたのまなの日本語教師通信講座は合格率が高い分、高額の講座となっていますが、一般教育訓練給付金を利用すれば費用負担を抑えて受講が可能となります。

>たのまなHPはコチラ

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初心者向けの低額講座もアリ

たのまなでは、日本語教師を目指す方向けの「入門講座」も用意しており、そちらは完全合格コースに比べると安く受講が可能です。

eラーニングで学習が可能で、57,200円で受講が可能なので、「まずは基本スキルから身につけたい」「検定合格にこだわりは無い」という方におすすめです。

【初心者向け】資料請求や講座申し込みこちら

おすすめ通信講座②:ユーキャン

ユーキャン日本語教師養成講座
引用:ユーキャン公式HP

ユーキャンは誰もが知っている通信教育の最大手企業で、個人的にオススメな日本語教師対策の通信講座を運営しています。

ユーキャンの最大の特徴は、大手の通信学習スクールだからこそ「安価な受講料」「学習の質」を両立させている点です。

ユーキャンの通信学習を利用すれば、独学には無い手厚いサポートを受けられます。そのため、日本語教育能力検定への挑戦が初めての方でも、無理のないスケジュールで学習を進めることができます。

>ユーキャンHPはコチラ

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合格のための効率と実践力を両立した教材

ユーキャンでは毎年の試験傾向を分析することで、要点を絞ったテキストや問題集を作成しています。

リスニング対策に役立つ聴解対策CD教材や、外国人向けの教え方や授業の進め方を学べるDVD教材もあるので、試験対策だけではなく実際の現場で行かせる実践力も磨くことが可能となっています。

ユーキャンの日本語教師通信講座はサポートが充実!

ユーキャンの通信講座を利用すれば、独学の学習では手に入らない様々な手厚いサービスを受けられるので初心者でも安心して試験対策を行うことができます。

ユーキャンで受けられる指導サポートは以下の通りです。

ユーキャンのサポート一覧

試験対策スケジュール通信講座のスタートと共に自分自身専用のスケジュールが組まれるので、初めての日本語教育能力検定試験でも計画的に試験対策が可能です。
質問サービス学習中に不明点があれば、経験豊富な講師にメールや郵送でいつでも質問が可能です。
添削指導全9回の添削指導でアドバイスがもらえるので、苦手科目を克服しつつ学習が可能です。
指導サポートの期間延長講座の標準学習機関は「8か月」ですが、受講スタートから試験の月まで8カ月未満の場合は、次回試験まですべての指導サービスを延長可能のため、「中途半端な時期だけどどうしよう」と悩んでいる方でも安心です。
参照:ユーキャン公式HP

ユーキャンの「日本語教育能力検定試験」の通信講座では上記のような指導サービスが受けられるため、初めて日本語教師の検定に挑戦する方や、これまで独学で学習していた方にもおすすめです。

ユーキャンの受講料

先述したようにユーキャンの大きな特徴の一つとして「受講料の安さ」が挙げられます。

ユーキャンの日本語教育能力検定対策講座(日本語教師養成講座)は、総額59,000円となっており、12カ月の分割払いの場合は1カ月4,980円で受講が可能です。

一般教育訓練給付金が利用可能

さらに、ユーキャンの日本語教師養成講座は教育訓練(厚生労働省管轄)の対象講座となっているため、利用すれば講座料金の20%の給付を受けることができます。

受講費用と一般教育訓練給付金の例

受講料59,000円:実質負担47,200円
┗受講料59,000円-最大給付金11,800円(受講料×20%)

そのため、給付金を利用すれば上記の様に59,000円のうち受講料の20%である11,800円の給付を受けることが出来ます。

>ユーキャンHPはコチラ

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おすすめ通信講座③:アルク

アルクのNAFL日本語教師養成プログラム│通信講座
引用:アルク公式HP

アルクは2011年に設立された会社で、日本語教師の資格取得だけではなく、ビジネス英会話やTOEIC対策などの「語学学習」を中心とした通信教育を提供しています。

アルクは「NAFL日本語教師養成プログラム」という教材の販売を行っており、24冊に及ぶテキストとCDやDVD等で構成されており、高い合格率実績を誇っています。

※2022年5月25日~販売休止中(次回販売再開の予定は2022年冬)

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日本語教育能力検定の合格率66.3%という高い実績

アルクのNAFL日本語教師養成プログラムの修了生は日本語教育能力検定試験の合格率実績が66.3%という高い実績を誇っています(参照:2017年~2019年アルク者実施のアンケート)。

日本語教育能力検定試験の難易度は高く、例年の合格率は20~25%程度を推移していることを考えると、平均合格率を大きく上回る実績を持っていることが分かります。

テストコを利用して学習コーチに質問可能

アルクの通信講座の特徴の一つとして「テストコ」が挙げられます。

テストコは通信講座の受講生専用サイトで、オンラインで学習の進捗度合い確認したりテストを提出することができるほか、受講期間中であれば何度でも専任コーチに質問することができます。

そのため、「通信学習だとわからないことがあった時に不安」と考えている方でも、安心して受講することが出来ます。

アルクの受講料

アルクの受講料は103,400円です。この金額は「一般教育訓練給付金を利用した、たのまなの受講料」とほぼ同じ金額となります。

ただし、たのまなやユーキャンと違って一般教育訓練給付金の対象とはなっていないため、助成金を利用して安く受講することは出来ませんので、注意しておきましょう。

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おすすめ通信講座④:アークアカデミー

アークアカデミーは1986年に創立された日本語教育の老舗で、日本語の習得を希望する外国人ビジネスマンのために設立されました。

現在では外国人向けの日本語学校だけではなく、420時間の日本語教師養成講座や日本語能力検定試験の対策講座などを運営しています。

アークアカデミーの日本語教育能力検定対策講座の特徴

アークアカデミーの検定対策の特徴として、通学(スクーリング)が選択可能であることが挙げられます。

受講開始後は通信学習の教材やeラーニングを利用できることは他講座と同様ですが、基礎を固めたのちは以下の二つのコースを選ぶことが可能です。

  • 通学コース(新宿の校舎へ通学)
  • 在宅パック(通学無し)

通常は通信教材を使って自宅で学習するのが通信学習の常識ですが、アークアカデミーは新宿に通える方であれば、通学と組み合わせることが出来るのが特徴といえます。

アークアカデミー通信講座の受講料

アークアカデミーの日本語教育能力検定試験対策講座は在宅パックが66,000円、通学コース(スクーリング)は88,000円で提供されており、「420時間の日本語教師養成講座」を受講している方であれば1万円の割引を受けることが出来ます。

※2022年11月16日時点では2022年度検定対策講座は販売終了

ただし、一般教育訓練給付金の対象ではないので注意しましょう。

>アークアカデミー公式HPはコチラ

おすすめ通信講座⑤:株式会社篠研

株式会社篠研は2018年に設立された大分県の企業で、別府大学の教授が代表取締役を務める企業です。

クオリティの高い教材やきめ細やかなサポート体制が特徴で、希望者であれば「実際のWEBコースを事前に見る」ことも可能となっており、受験生目線で非常に親切な検定対策講座となっています。

スタートアップコンサルティング等の万全のサポート体制

篠研の検定試験対策講座は入会後、「スタートアップコンサルティング」を利用することが可能です。

スタートアップコンサルティングは、学習の進め方や試験勉強に関する悩みをZOOMを使用してアドバイスを受けることが出来るサービスで、1回1時間程度が目安となっています(3回まで)。

また、「篠研サロン-検定対策部」というプログラムを月1回開催しており、参加希望者は試験対策の強化学習や学習者の誤用分析

篠研の受講料と返金保証制度

株式会社の受講料は非常に特徴的で、以下のように講座料金が設定されています。

  • 月額5,500円~
  • 年額60,500円~

また、月額制で講座利用の場合は「いつでも退会が可能」で、年額コースの利用の際は入会月の25日までに申し出れば「全額返金が可能」となっています。

そのため、「日本語教育能力検定の合格を目指したいけど、できるだけコストは抑えたい」という方にお勧めの通信講座となっています。

>篠研の公式HPはコチラ

おすすめ通信講座⑥:インターカルト日本語学校

インターカルト日本語学校は1977年に設立された日本語学校で、年間50以上の国の学生が集まります。

伝統のある日本語教育のスクールで、これまでのノウハウの活かして「日本語教師養成講座」や「日本語教育能力検定試験対策講座」などを運営しています。

インターカルト日本語学校の日本語教育能力検定対策講座の特徴

インターカルト日本語学校の検定対策講座はZOOMを利用した配信型の通信講座になっています。

ベテラン教師による記述指導を受けられるうえ、授業の録画を見ることが出来るので時間を問わず復習に利用することが出来ます。

日本語検定対策講座の受講料は81,600円(税込み)となっており、同校で日本語教師養成講座を受講する方には特におすすめの講座となっています。

※2022年11月16日時点では2022年度検定対策講座は販売終了

>インターカルト日本語学校の公式HPはコチラ

日本語教師になるには

日本語教師として働くためには、実は教員免許などは必要ありません。

現在は、以下の3つのいずれかの条件を満たすことで、日本語教師になることが可能です。

  • 日本語教師養成講座(420時間)を修了
    (4年制大学卒業者)
  • 日本語教育能力検定に合格
  • 大学で日本語教育主専攻または副専攻を修了

それぞれの条件について解説していきます。

日本語教師養成講座(420時間)を修了

4年制大学を卒業しているのであれば、日本語教師養成講座(文化庁認定)を修了することで日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

講座を修了すれば資格を得ることが出来る反面、420時間という長期にわたる講座のため受講期間が半年から1年に及ぶのが一般的です。

受講費用も高額で、50~60万円はかかるのが一般的ですが、養成講座の中では実際の留学生相手に教育実習などを行うことが出来るため、実際の現場で役立つ実践力を養うことが出来ます。

日本語教育能力検定に合格

日本語教育能力検定試験で合格を得ると、日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

しかし、日本語教育能力検定試験の難易度は非常に高く、独学で合格を目指すことは難しい試験となっています。

そのため、検定に挑戦する際は本記事のおすすめ通信講座比較表を参考に、試験対策に利用するスクールを選ぶとよいでしょう。

大学で日本語教育主専攻または副専攻を修了

大学受験のタイミングから「日本語教師として働きたい!」と考えているのであれば、日本語教育主専攻(もしくは副専攻)のある大学に入学して単位を取得し、卒業することで日本語教師として働く資格を得ることが出来ます。

社会人となってから目指す場合には、養成講座修了か検定試験合格を目指すほうが現実的といえますので、自身のライフステージに合わせてルートを選択しましょう。

日本語学校以外で働く際には資格は不要

ここまで「日本語教師として働くための条件」について紹介しましたが、実は日本語学校(法務省告示)以外で活動する際には、特に必要な条件などはありません。

例えば、地域の日本語を教えるボランティアや、オンラインの日本語レッスンを個人で行う場合などは、特に資格や条件はありません。

ただし、「より高い日本語教育」を行う際には体系的な知識やスキルを身に着ける必要があるので、個人で日本語教師として活動したい場合も、資格取得や日本語教師養成講座修了を目指すことがオススメです。

日本語教育能力検定とは

日本語教育能力検定試験とは、日本語教育に携わるために必要な「基本的な能力や知識」を測ることを目的とした検定です。

日本語教師として日本語学校で働くために必要な条件にも挙げられており、検定合格の過程で得られた能力は勤務開始後にも活かせます。

日本語教育能力検定試験の概要

日本語教育能力検定試験は年に1回、主に10月に実施されており、受験料は税込み14,500円で、受験地区は以下の地区となっております。

試験実施エリア

北海道 、宮城、東京、 愛知、 兵庫、岡山、福岡
※2022年度試験会場実績
※次年度以降の開催会場はJEESのHPで随時公開

令和4年度の試験は10月23日に終了。次回試験については以下で随時公開。

>JEES「日本語能力検定試験」

日本語教育能力検定試験の難易度

日本語教育能力検定試験の難易度は非常に高く、独学で合格を目指すのは非常に困難な検定となっています。

例年の合格率実績も低く、日本語教師を目指す際には本記事で紹介しているような通信講座を利用することがオススメです。

>おすすめ通信講座比較表はコチラ

検定試験の合格率

日本語能力検定試験の合格率推移
参照:公益財団法人日本国際教育支援協会

上記のグラフは検定試験の合格者と合格率の推移を表しています。

これを見るとわかるように、検定試験の合格率は例年20%~25%程度を推移しており、4~5人中1人しか合格しない試験となっています。

難易度が高い理由は試験範囲の広さ

日本語教育能力検定試験の試験範囲は非常に広く、以下のように多岐にわたります。

検定試験の範囲

  • 社会・文化・地域
  • 言語と社会
  • 言語と心理
  • 言語と教育
  • 言語

また、試験範囲を細かく見ていくと以下のように50の主要項目に分かれます。

日本語教育能力検定試験範囲と主要項目
区分  主要項目 
社会・文化・地域 ①世界と日本  (1) 世界と日本の社会と文化 
②異文化接触  (2) 日本の在留外国人施策 
(3) 多文化共生(地域社会における共生) 
③日本語教育の歴史と現状  (4) 日本語教育史 
(5) 言語政策 
(6) 日本語の試験 
(7) 世界と日本の日本語教育事情 
言語と社会 ④言語と社会の関係  (8) 社会言語学 
(9) 言語政策と「ことば」 
⑤言語使用と社会  (10) コミュニケーションストラテジー 
(11) 待遇・敬意表現 
(12) 言語・非言語行動 
⑥異文化コミュニケーションと社会  (13) 多文化・多言語主義 
言語と心理 ⑦言語理解の過程  (14) 談話理解 
(15) 言語学習 
⑧言語習得・発達  (16) 習得過程(第一言語・第二言語) 
(17) 学習ストラテジー 
⑨異文化理解と心理  (18) 異文化受容・適応 
(19) 日本語の学習・教育の情意的側面 
言語と教育 ⑩言語教育法・実習  (20) 日本語教師の資質・能力 
(21) 日本語教育プログラムの理解と実践 
(22) 教室・言語環境の設定 
(23) コースデザイン 
(24) 教授法 
(25) 教材分析・作成・開発 
(26) 評価法 
(27) 授業計画 
(28) 教育実習 
(29) 中間言語分析 
(30) 授業分析・自己点検能力 
(31) 目的・対象別日本語教育法 
⑪異文化間教育とコミュニケーション教育  (32) 異文化間教育 
(33) 異文化コミュニケーション 
(34) コミュニケーション教育 
⑫言語教育と情報  (35) 日本語教育とICT 
(36) 著作権 
言語 ⑬言語の構造一般  (37) 一般言語学 
(38) 対照言語学 
⑭日本語の構造  (39) 日本語教育のための日本語分析 
(40) 日本語教育のための音韻・音声体系 
(41) 日本語教育のための文字と表記 
(42) 日本語教育のための形態・語彙体系 
(43) 日本語教育のための文法体系 
(44) 日本語教育のための意味体系 
(45) 日本語教育のための語用論的規範 
⑮言語研究     
⑯コミュニケーション能力  (46) 受容・理解能力 
(47) 言語運用能力 
(48) 社会文化能力 
(49) 対人関係能力 
(50) 異文化調整能力 

このように試験範囲が広く、かつ専門性の高い知識を身に着ける必要があることも、日本語教育能力検定試験の難易度を高くしている要因となっています。

日本語教育能力検定試験は年に1回のみ開催

また、検定実施頻度が低いことも、合格難易度が高い要因のひとつです。

国家資格であってもキャリアコンサルタントや衛生管理者等のように年に複数回実施される試験は、万が一不合格でもすぐに再挑戦が可能です。

しかし、日本語教育能力検定試験は年に1回しか開催されず、挑戦する機会自体が少なくなっていることも、合格難易度の高い要因となっています。

日本語教育能力検定のメリットとデメリット

合格が日本語教師になるための要件としてあげられる「日本語教育能力検定」ですが、合格することのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

日本語教育能力検定のメリット

すでに解説したように、日本語教育能力検定を合格すれば、日本語教師になるための道が開けます。

日本語教師になるためのルートは3つありますが、大卒でない方であれば「検定合格」は実質必須の条件となりますので、教壇に立つためのチケットを得られるのが最大のメリットといえます。

また、試験勉強を通して得た知識は実際の教育現場でも確実に生かすことが出来るはずです。

日本語教育能力検定のデメリット

検定合格のデメリットは特にありませんが、強いてあげるとすれば「就職には日本語教師養成講座を修了していたほうが強い」という点が挙げられます。

日本語教育能力検定合格は日本教育において必要な基本的な知識を保証することが出来ますが、実際に外国人を相手に教壇に立つ際には「高い実践力」が求められます。

420時間に及ぶ日本語教師養成講座は、修了そのものが日本語教師になるための条件を満たす(大卒者の場合)だけではなく、実際に日本語学校に通う留学生相手に教育実習などを行うスクールも多く、より実践的なスキルを身に着けることが出来ます。

そのため、就職の際に養成講座を修了したほかの求職者と比較すると実践力で劣ると判断される可能性があります。

本気で日本語教師を目指すなら養成講座へ

日本語教師イメージ画像

日本語教育能力検定試験の合格を目指すのであれば、当記事の比較表で紹介している通信講座を受講して、より効率よく学習をすることがおすすめです。

ですが、検定に合格しても必ず希望通りの就職ができるとは限らず、また、就職できても知識だけでは実際の教壇に立った際に戸惑うことも多くなるのではないでしょうか。

日本語教師は「勤務先」や「雇用形態」で年収が大きく変わってくるというデータもあり、収入が良い職場で働くには、より実践的な能力を身に着けて就職活動に臨むのがおすすめです。

そのため、アナタが本気で日本語教師として活躍したいと考えているのであれば、検定試験の合格だけではなく「実際の日本語教育の現場で活かせる実践力」を身に着けることが出来る「日本語教師養成講座」を受講するのがオススメです。

ただし、日本語教師養成講座は420時間の課程を修了する必要があるため、半年~1年の受講期間となります。

そのため、働きながらスクール受講するのが難しい方は、まずは通信学習で基礎知識を身に着けてから検討するというのも考え方としてはアリだと思いますので、自分自身にあった学習方法を選択しましょう!

日本語教育能力検定の通信講座のよくある質問

Q
日本語教育能力検定試験の難易度は?
A

検定の難易度は高く、合格率は毎年20~25%程度となっています。試験範囲の広さと年に1回しか検定が実施されない開催頻度が難易度の高さの要因です。

>日本語教育能力検定試験の難易度はコチラで詳しく解説

Q
通信講座の受講料や受講生の合格率は?
A

検定対策の通信講座はスクールによって合格率や受講料が大きく違います。

おすすめスクールの受講費用や合格率はこちらの比較表で確認できます。

また、上記の比較表で一般教育訓練給付金の対象講座も確認可能です。

Q
通信の検定対策講座と日本語教師養成講座の違いは?
A

検定対策講座は主に通信講座形式で行われる試験対策で、試験に合格しなければ日本語教師になるための資格を得ることは出来ません。

それに対し、修了そのものが日本語教師になるための条件になる日本語教師養成講座(420時間)とは根本的に違います。

ただし、50~60万円という高額な受講料が必要な養成講座と違い、通信の検定対策講座であれば経済的負担を抑えて日本語教師を目指すことが可能です。

>おすすめの検定対策通信講座はこちら

>おすすめの日本語教師養成講座はこちら

日本語教育能力検定のおすすめ通信講座まとめ

本記事では日本語教師になるための日本語教育能力検定試験について、おすすめの通信講座をご紹介させていただきました。

個人的なおすすめは大手の通信講座スクールから選ぶのがオススメです。大手スクールの中でも、より確実に合格を目指すなら「たのまな」、費用を抑えて学習をするなら「ユーキャン」を選ぶのがおすすめです。

どのスクールも非常に個性があるので、ぜひ自分自身の学習スタイルピッタリの通信講座を選んで、検定合格を目指しましょう!

この記事の筆者
キャリアコンサルタント
パオ助

介護業界専門の転職エージェントで両面型担当者として勤務後、今はマーケティングとキャリアコンサルタントを両立中。
キャリアコンサルタントとして、人材業界や介護業界についての情報を発信中!転職エージェントや人材派遣会社で勤めている方々全員に「キャリアコンサルタント」の資格を取得してもらうのが夢。
資格取得の難易度や、おすすめのキャリアコンサルタント養成講座の情報等を発信していきます!
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・2級キャリアコンサルティング技能士も独学で合格。
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(パーソンセンタード・アプローチ)
 
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